
2022/8/1
【vol.59】いろ とりどり いろいろ
2022年8月・9月のニューズレター
- いろ とりどり いろいろ
いろ とりどり いろいろ
さぁ、どのシロップをかける? イチゴ、メロン、ブルーハワイ、レモン……。変わり種のブドウやコーラにするのもいいよね。でもさ、シロップのベースはみんな同じって知ってた? 実は香料と着色料で味の違いを出してるんだって。
そもそも「おいしい」って感じるには、味はもちろん、香り、見た目、食感が欠かせないし、料理の名前だって大きな影響を与えてるんだ。ただのイチゴシロップでも「昔ながらのイチゴシロップ」にするだけで、なんだかそそられるでしょう?「夏の風ブルーハワイ」「初恋レモン味」とかも、売れそうじゃない? ありきたりなことでも、工夫ひとつで魅力は何倍にも増やせるってこと。さぁ、どんな色づけをしてみる?
でるたーより
伝えたいことが同じでも、言い方で伝わり方が変わってしまうことってありますよね。せっかく親切心でやったことでも、かえって怒らせてしまうこともあります。
言い方でも行動でも「伝え方=表現方法」が大切で、デルターが担っているデザインにも通じています。相手にとって価値のある表現をすることで、はじめて喜んでもらえるのです。
デザインをするとき、アイデアを出していくと情報量がどんどん増えますが、さらに練り込むことで不要なものがそぎ落とされ、最後には純粋に価値のあるものだけが残ります。
そこからどんな味付けをするのかが、デザイナーの腕の見せどころ。要するに「素材を磨き込むことで、味付けが生きる」ということです。
イチゴでも、レモンでも、メロンでも、シロップを引き立てるには、おいしい氷づくりが欠かせないのです。キーンとしない天然氷は、2カ月も前準備をしてから、半月かけて凍らせるそうですよ!
次回は10月にお届けします。どうぞ健やかに、お過ごしください。