2012/2/27

見知らぬ人との会話[vol.3]

こんにちは、e-ラボレターです。

第3号の発行です。2月は短いので、明日で終わりですね。
どんな1カ月でしたか?
「忙しかったですか?」「疲れましたか?」と、
たいがい、しんどい毎日を想像して、会話が始まったりしませんか?
不思議ですね。
不景気だし、いいニュースはないし、
そいう感じになるのも、仕方のないご時世なのでしょうか。

時には、違った会話をすると気分転換になりますよ。

自転車通勤

ときどき自転車で通勤しています。
ロードバイクと呼ばれる、ママチャリとはちょっとちがう自転車です。
もともと競技用につくられたものですから、軽くて速いのです。
乗り始めるとどうしても「より速く、より遠くへ」という気持ちになります。
ですから25kmの道のりも、苦ではありません。
1時間ちょっとのエクササイズといったところです。

そんなある日の朝です。
信号待ちをしていると、同じようなロードバイクに乗った人が
ツーっと後ろから追いついてきて
「おはようございます」と挨拶してくれました。
「いつも走っていらっしゃいますよね」と声をかけてくださったのです。
自分と同じくらいの年格好の男性で、
聞いてみると彼も1日おきに自転車通勤だそうです。
「いつも勢いよく僕のこと抜かして行きますよね?」と、
彼は僕のことを何度か見かけていました。
それから信号で止まるたびに一言二言、言葉を交わし合いました。
おかげで、いつもの朝とは全く別の時間を持つことができました。

『驚きでした』

まったく見ず知らずの人と言葉を交わすなんて、僕にとっては滅多にないことです。
ましてや朝の通勤時間に、それが訪れるなんて!
やはり同じ通勤ライダー同士、同じような空気を醸し出していたのかもしれません。
人との出会いって不思議なものです。
また、簡単なものなんだなぁと感じさせてくれる出来事でした。( h )

声をかけられる

From Staff >>>...ki3e

思いもかけないところで、人に声をかけられます。
映画館の待合で隣になった方、電車内でたまたま隣に座った方など。
残念ながらナンパではありません。

男女問わず、だいたい60代以上の方でしょうか。
何の前触れもなく、なんてことない話を自然に話しかけられます。
私は、話を聞いて「そうなんですか」「へぇ~」といった
相槌を打つ程度です。そして、話しかけてきた方も
話しこみすぎることもなく、自分の都合で「じゃ」と去っていかれます。
『なんだったんだろ?』と、内心は思います。でも悪い気はしませんね。

最近は、赤ちゃんに話しかけようとすることを拒む親御さんもいますし、
児童に「知らない人とは話をしない」という教育が施されています。
確かに何が起こるかわからない世の中です。
安易なことは言えません。
昔は、見知らぬ人と何気ない会話をすることが日常だったのでしょうか。
なんか、いいなぁと思いますね。

e-LabLetter 第3号 2009/02/27(Fri)

 
 

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