
2018/2/21
[vol.135]企画プレゼン大革命!
読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』
2018/02/21(wed)発行
2月といえば梅の花。以前、人生の先輩から「時期がきたら、成るものは成る。梅の枝を割っても、花はどこにもないだろう? それでも時期がきたら花は咲くもんだ」と言われたことがあります。
今月の 〜 communication design 〜 では、そんな言葉を思い出させる、待つことの意味を紹介しています。
デルターの取り組み特集
企画プレゼン大革命!
最近デルターは企画提案のスタイルを大きく変化させました。今までもそれなりのモノは作っていたのですが、今ひとつもの足りなさがありました。自然の中を散策するオリエンテーリングにたとえると、目的地はわかっているのに、途中のチェックポイントが見つからないまま進んでいるような感じです。
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- 契約前に試作のホームページ、作ってます!
実際コンペに負けてしまうこともありました。なんとかせねば……と思いはじめたときにアイデアを持って現れたのはシステム系スタッフのN。プレゼンとは無縁の門外漢です。でもプライベートで奥様の仕事のプレゼンを手伝うこともあり、持ち前のシステム的な視点でデルターの弱点をしっかり捉えていたのです。
ちょっとドキドキしながらアイデアを共有。そこで見せられた資料のサンプルは、これまでに比べると驚くほどのシンプルさ。加えてかなり論理的! がんばって取り組んでみると、漫然と歩いていた山道に、いくつかのチェックポイントを見つけたような安心感が生まれてきました。
しかし一筋縄ではいきません。今まで使っていた資料と組み合わせるとチグハグな印象になるのです。これを解決してくれたのは営業スタッフのJ。昔のプレゼンで使っていた、デルターの強みをまとめた資料を使うという提案してくれました。合わせてみると不思議にピッタリ!
お客様への提案内容も、デルターの強みも、くっきりはっきりわかりやすくなりました。こうして企画提案の質もスピードも格段にアップ。しかも企画を盛り込んだサイトを実際に作ってしまう「提案試作」と相まって、コンペでも満足のいく結果を得られるようになりました。
公式サイトでは、実際にアイデアを出したり、企画やプレゼンをしたスタッフの座談会を紹介しています。こちらもあわせてご覧ください!
▼デルターらしさがつまった企画提案
わかり わかられ わきまえる ~ communication design ~
対話中に相手が黙っているときの振る舞い
みなさんは誰かと話しているとき、相手の話がふと途切れたらどうしますか? 沈黙を埋めるために、なにか話そうとするでしょうか。それとも自分の意見を伝えるチャンス! とばかりに間髪を入れず話し始めるでしょうか。
最近、会議に参加する機会が増えた女性スタッフのOさんが、社長からユニークなアドバイスを聞いたと話してくれました。それは黙ってしばらく様子を見守ること。社長曰く「相手が黙ったとしても、頭の中では自分の言葉がグルグル回ってることがある。つまり考えているんだよ。だからしばらく待つのも手だよ」
その話を聞いて、Oさんは「なるほど、今まで自分は違っていたなぁ」と思ったそうです。彼女はつい言い急ぐクセがあって、相手が話をしている間でも自分の意見を言う機会がないか、常に考えていたそうです。そして相手の話が途切れると、すかさず自分の意見を話していました。彼女の表現を借りると「自分の話をかぶせちゃう」のです。
それでは相手が役立つアイデアを持っていても、引き出すことができません。相手が自分の考えを言い切れずに、ストレスを感じてしまうことになります。つい沈黙を会話で埋めたくなるものですが、相手の内面が賑やかだと想像すると、待つことも気にならなくなったそうです。
今は、相手の表情や仕草をよく見て、本当に言いたいことを言い切れたかどうかを考えて、自分の意見を言うタイミングを見計らうようにしているそうです。「自分として言いたいことはあるけど、それ以上に相手にちゃんと話してもらえる雰囲気をつくりたい」のだとか。そうすることで優れた知恵が生まれやすくなると考えているのです。
編集後記:牧場のうた
♪~.。+゜23小節目♪
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「プレゼン」その言葉を聞くだけで内心ドキドキしてしまいます。これまで大きな魚を釣り上げたこともありましたが(魚というよりシャチ?)やはりバラした(逃した)ことの方が尾を引いてしまうからです。今回の特集で発表だけがプレゼンではないと気づいてもらえたと思います。
そう言えば合唱コンクールのときもみんなで創り上げていくことで、素敵な発表会になりましたよね。きっとプレゼンもそういうものかなと、当時のことを思い出していました。合唱で私一人だけフライングしたことも……(笑)