2012/11/20

ロードバイクの魅力ってなんですか?[vol.21]

こんにちは、e-ラボレターです。

暦の上では立冬も迎え、寒い日が多くなってきましたね。
そんな日でもデルターには、ロードバイク(速く走れる自転車のこと)で、
通勤するスタッフがいます。寒くはないのだろうか?

今回のメルマガは「デルターのスタッフに聞いてみました」シリーズ第二弾。
毎日ではないけど自転車で通勤するスタッフに聞いた、
「ロードバイクの魅力ってなんですか?」をお届けしたいと思います。

ロードバイクの魅力ってなんですか?

(質問者:w. / 回答者:h. )

w:
ときどきロードバイクで通勤していますが、傍から見ていると寒かったり、暑かったり、車と並んで走ることで恐い目にあったりして、やめたくならないのかな? と思ってしまいます。けれど、続けている。
きっとそこには、それに勝る何かがあるでは? と思うのです。続けることのできる、ロードバイクの魅力を教えてもらえますか?

h:
まずスピードそのものが魅力なんでしょうね。とにかく「速さ」。それがどうも好きみたいです。DNAに刻まれているとでもいいましょうか、本能的なもののような気がします。車から犬が顔を出して気持ちよさそうにしているのをよく見ますけど、あれと一緒かもしれません。

w:
あ、なんかそれ、わかるような気がします。
顔を車から出すのって、子どものころ怒られながらもやってました。
あの風を受ける感覚は好きでした。

h:
スピードといえばオートバイにも乗りますが、ロードバイクはそれともまた違っていて(あれはあれで、また魅力がありますから別の機会があれば)自分の力だけが全て、という点がいいんでしょうね。

w:
自転車は、自分でこがないと前に進まないですしね。
「自分の力」ってところは、確かに重要なポイントだと思います。

h:
初めて乗ったときも、それを実感しました。いざ乗るという瞬間はドキドキ感で一杯でした。まず初っぱなに転倒しましたね。しかも家の駐車場で……。ビンディングペダルの感覚がうまくつかめなかったからです。

w:
転んじゃったんですか! 痛そう……。
ところで、ビンディングペダルって何ですか?

h:
ビンディングとはスキー靴のような仕組みで、靴とペダルを固定するものです。「カチッ」という装着する音が思いのほか小さくて、足を固定した気がしなかったのが原因です。足を着こうとしたら「あれっ?」ってそのまま……。

w:
足が固定されたまま転んじゃったんですか!?
あー、私だめだ。私ならそこでやんなっちゃいそうです。

h:
誰も見ていないけど恥ずかしくて、動転しました。さらにドキドキしながら走り出しました。またがってみると思ったより目の位置が高いくて、足は届きません。サドルの高さは、足が着くように調整するというよりも、力のかけやすい位置にするからです。さっきの転倒の痛みが、まだ体に記憶されていて「本当に乗れるのか……」と不安がよぎりました。

w:
そこで、もう一度チャレンジをするかしないかって、実は大きいかも。
私の場合動き出しても、さっきのことが頭に残って集中できません。
でも、走り出したんですね。

h:
低いギアからこぎ出して、スピードはみるみる上がっていきます「あっ」と目を丸くしている間にも、どんどん加速。低いギアのままでは軽すぎて、足の回転が追いつかなくなってくるので、ひとつずつギアを上げていきます。スピードがさらに加速すると同時に楽しくなってきます。
「これがそうか、ロードバイクの速さか! ハッハッハ!」って。
……どうでしょう、これがロードバイクの魅力の一部です。伝わりましたか?

w:
ロードバイクの魅力は、ひとつではないようですね(笑)。
スピードによって体に受ける心地よい空気の感覚は、魅力的だと思います。
そして「好きなこと」という中に、他には代え難い喜びがあって、続けることにつながっているのかなと思いました。続けるとかではなく「どうしてもやってしまう」もの、なのかもしれないないですね。

道で見かけるロードバイクに乗っている人たちが、大変そうに見えるのに、どこか楽しそうな感じを受けるのは、気のせいではなかったみたいです。

寒さに負けっぱなし

From Staff >>>...ki3e

体調を整えるために、30分ほど歩くようにしているのですが、
寒くて歩くのを断念する日が増えてきました。

雨が降っては、お休み。
寒ければ、お休み。
……これではこれから先思いやられますね。

e-LabLetter 第21号 2009/11/20(Fri)発行

 
 

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