2012/6/10

あきらめては、なんにも生まれません[vol.58]

こんにちは、e-ラボレターです。

気象予報士によると沖縄県の梅雨が明けると、
愛知県では本格的な梅雨を迎えるそうです。
横殴りの大雨は苦手ですが、しっとりと降る長雨は、
どちらかというと……好きですね。

あきらめては、なんにも生まれません

投げ出しそうになってからが本番なんだな。
そんなことを実感したできごとがありました。

ここ数日、デルターの新しい計画について話し合いをしています。
その中で、デルターが新たに行う事柄に名前付けをすることに。
そして、この名前付けをする作業に3名のスタッフが取り組むこととなりました。

名前付けをするのは、これがけっこう大変な作業です。
思いつかない焦りとともに、自分の中にある羞恥心とも戦わないといけません。
そして、その場にいるスタッフとのコミュニケーションをとりながら、
自分の意見を相手に伝える。これは、なかなか取り組みがいのある仕事です。

途中、新しい流れも出てこず(この辺でおさめるのだ妥当なのか……)と、
思ったのですが、どこか納得できません。
けれどちょっと弱気になったので「少し時間をあけてから考えてみるのは?」
と提案してみました。ですが、ここはもう少し続けようということとなり……。
どこか逃げたくなかったので、同意されなくて良かったと思いながら、
もう一度目の前の課題に取り組むことにしました。

(しんどいなぁ)そんなことが頭をよぎります。
(いやいやいや、今は目の前のことに全力を注ごう)と思いを新たに。
恥もへったくれもなく、思いつく端からホワイトボードに言葉を並べていきました。

するとどうでしょう。
投げ出しそうになっていたころには見えなかったものが、どんどん見えてきました。
そうなると、波に乗ってきます。
1つのワードから関連するものを上げては繋げて、バラバラにして、また繋げて。
その繰り返しがスルスルとできるように。

そんな作業を2時間ほど繰り返し、
ひと通り考えてみたなというところで再整理。
その中にちゃんとありました。「コレだ!」っていう名前が。

その案をもって、社長の承認をもらいにいきます。
通るのかな……と思いながら、名前は「○○○○○○」です。と告げると、
「いいんじゃない」とは言うものの、どこかモヤっとした返事。
(あ、もしかしてダメ?)と思っていたら、社長がその名前をかみ砕きはじめ、
すると最後には「うん、いいよこれ!」という言葉をもらうことができました。

やったー! 無事ミッション終了!!

デルターの「○○○○○○」。(まだナイショです)
これは、お客様のサイトを最強に戦略的にするものです。
これまでも行ってきたことですが、更にグレードアップしてご提供できます。
なので、すでにデルターでサイトを作成されたお客様も、
もちろん検討中の皆さまも、
ぜひこの「○○○○○○」を体験していただければと思います。

近日中にこの件のご案内できると思います。
どんな名前なのかも、楽しみにしていてください♪(w.)

6月8日は無事閉幕

From Staff >>>...ki3e

World IPv6 Dayは予定通り実施されました。
24時間のトライアルは無事に終了し、その結果、
日本国内でも世界的にも目立ったトラブルは無かったそうです。
詳細についてはこのトライアルをもとに、参加企業からレポートが上がると思われます。

「なぁーんだ。大騒ぎして」と思われる方もいるかもしれません。
けれどこのトライアルでは「トラブルが無い」ことが重要ではなく、
目立ったトラブルは無かったことが「わかった」ということが重要なのです。

IPv6の導入については、5年ほど前から必要とされていました。
そして今回、世界中の協力によってやっとトライアルができるようになりました。
すでにIPv4は枯渇していて、何とかやりくりしているのが現状です。
このトライアルで次のステップへと進むことができます。

IPv6を導入することは、ネットワークの拡大や新たなセキュリティ技術開発など、
インターネットの発展へと繋がります。
ですがやっぱりまだ導入に伴う問題や課題も多々あります。
けれど、さまざまな可能性をもったIPv6の利用が始まることで、
新たなネットの世界が見えてくるのでしょう。それは、怖いような楽しみなような。

今後もIPv6関連だけにとどまらず、
インターネットに関するニュースにも目を向けていきたいと思います。

そして今回は、私にとってもとても勉強になりました。
自分がいつも使っているインターネットで、IPの枯渇という問題が起きていること。
またその問題は下手をすると現実社会で、
とんでもない紛争にまで発展する可能性があることを知ることもできました。
ネットに関するニュースは「専門的で自分の関わりしれないもの」という意識がありました。
ですが、思っていた以上に自分たちの生活にも社会にも政治にも繋がっているものでした。

また自分が知らない単語やよくわからない事柄をたくさん調べて、
ほんの入口ですが、私たちがなぜインターネットを使うことができるのかや、
より良くするための取り組みがあることも知ることができました。
私にとっては、様々ことを知ることができたWorld IPv6 Dayでした。

e-LabLetter 第58号 2011/6/10(Fri)発行
 

 
 

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