2018/04/18

デルターの電脳を司るスタッフ

デルターの電脳を司るスタッフ
デルターの電脳を司るスタッフ

今回はデルターのチームメイトである、電脳開発センター長の戸松慎和(n0ri)をご紹介! プログラミングを駆使してオリジナルCMS「DaaS」などのシステムを開発する、その仕事現場に密着します。

暗記力よりも発想力が大事

── 画面によく分からない文字が並んでますね……。これ、全部の意味を覚えて書いているんですか?
いやいや(笑)。たしかに最低限覚えておく基本はあるし、暗記してた方が速く書けることもある。でも、そんな丸暗記じゃないよ。ふだん見慣れないものが並んでるから「いっぱい覚えなきゃできない?」って感じるだろうけど、僕は発想力の方が大事だと思う。

── 発想力が大事というと?
プログラミングは、最終目標を達成するための道筋が自由なんだ。例えば2という結果を求めるのに、1+1でもいいし、10−8でもいい。そしてプログラミングで使う言語によって、足し算だけできるのもあれば引き算しかできないのもある。そういうできる・できないといった基本を覚えておけば、あとはどの言語でどう表現すれば楽なのか、自分で調べて考えられる。そういうことの積み重ねで、DaaSなんかもできているんだ。

人間を補助するプログラムづくり

── ふだん目にする画面の裏には、いろいろなプログラムが動いているんですね。
そうそう。自分の発想を活かして表現するのが面白いんだよ。その表現に従って計算された結果、画面には2という結果が映るわけ。ユーザーが実際に目にするのは、プログラムそのものじゃないんだ。もちろん人間の補助としてプログラムを書くわけだから、見た目や使い勝手がよいのは大前提だけどね。

── 人間の補助というと、具体的には?
例えば計算機は、人間が大量の桁を計算するのが大変だから使うものだよね。レイアウトや機能も洗練されて使いやすい。それと同じように、お客様に提供するプログラムは、その人を楽にするものであるべきだと思う。使いづらくて人間が振り回されたり、人間を機械に従わせたりするようなプログラムは本末転倒なんだ。だからDaaSは誰でも使いやすくて、長くつきあえることを念頭に置いて開発してる。

今ある仕事からまた新たなプログラミングへ

── 仕事で疲れたときの気分転換は?
好きな料理を好きに作って食べたり、好きな本を読んだりとかかな。ただプログラミングが苦になることは今のところないんだ。どうしたらいいか考えるのが楽しいんだよね。新しい技術を勉強したり、今ある仕事とは関係なく好きなプログラムを組んだりもするよ。

── 仕事でも気分転換でもプログラミングですか!
仕事の最中にふと、これやったらきっと良くなるっていうアイデアが出てくるんだよね。それが仕事と絡むならそのままやっちゃう。するとたいてい良いものができるんだ。だけど納期や仕様を考えて、今はできないなっていうのをストックしておく。そういうアイデアが、将来の仕事や新しいシステム開発に活きてくるんだよ。

インタビュアー:u2

表現制作部に所属するパートスタッフ。ライティング担当で、膨大な情報を吸収して分かりやすい文章にアウトプットしてくれる。

n0ri

電脳開発センター長。ライターとして入社するも、少しプログラムをやらせてみたらスポンジのように吸収して、今やデルターの開発担当としての座を揺るぎなくした男。

 
 

なおメルマガでは、元は音楽家であるn0riの来歴と頭の中にフォーカスしています。感性を活かしたプログラムと音楽の共通点を紹介していますので、ご覧ください。
ちなみに彼自身の想いをモノローグ形式で表現したコンテンツもあります。併せて読むと、より深くn0riのことがわかるかも?

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