2012/9/24

心が温まるものづくりを[vol.41]

こんにちは、e-ラボレターです。

先日、ひとつの仕事を納めることができました。
その仕事を通して、スタッフが大切な体験をしました。
今回のメルマガは、そのエピソードをご紹介したいと思います。

それでは、どうぞ♪

心が温まるものづくりを

今回、出身幼稚園のWebサイトリニューアルに携わることになりました。私が在園していた当時はそれほどではなかったようですが、今では早朝3時から入園申し込みの行列ができるほど人気の幼稚園。やりたいのは園児募集ではなく、想いを伝えること。母校ということもあって、自然と力が入ります。

きっと楽しい仕事になる。絶対にいいサイトができる。
最初から、なんだかそんな気がしていました。

私の主な担当は、ライティングと写真補正にページレイアウト。さっそくリサーチのために、旧サイトに掲載されていた記事を読みました。写真もイラストもなく文字だけで綴られている子どもたちの何気ない日常のエピソードに、瞼の裏が熱くなりました。資料としていただいた幼稚園の通信を読むと、園長先生の想いの深さと尊さに、ただただ唸るばかり。

自分で辿れる幼稚園の記憶といえれば、友だちと泥団子を作ったこと、穫り立ての大根にかじりついたこと、劇遊びが大好きだったこと……。そんな事実ばかりで、正直なところ、その背景にどんな想いがあったかは知りませんでした。大人になった今、あらためてその想いに触れ、この幼稚園を一生懸命に探して通わせてくれた父母に感謝しました。そして「この想いをたくさんの人に伝えたい。これからもずっと、今のまま変わらずあり続けてほしい」という想いが募るなか、いよいよ制作がスタート。

今回、記事はほとんど新しく起こすということで、園長先生には長時間にわたるインタビューにご協力いただきました。写真はプロのカメラマンに依頼。今まさに目の前で子どもが息をしているような写真、先生たちのまなざしから温かさを感じる写真は、一枚一枚がドラマチック。これらのこのうえない素材に恵まれて「いいサイトができる」という期待は、日に日に自信へと変わっていきました。

実際、制作に入ってからは、なかなか筆が進まない日もあったり、終わらない写真の補正に気が遠くなる日もあっり。でも、ただただ、ひたすらに楽しんで制作に熱中しました。

9月10日、満を持してリニューアルオープン!
「文章が長いなと思ったけど、ついつい全部読んでしまった」
サイトを見てくれた幼稚園関係者の方の感想は、
私にとって最高の褒め言葉でした。

子どもたちの保育、教育にとって大切なことは「人として生きていくために大切なこと」です。お子さんがいる方はもちろん、お子さんがいない方でも、何か感じるものがある内容になっていると思います。ぜひ、ご覧ください!

学校法人 蓑川学園 竹の子幼稚園
http://www.take-noko.jp/


これからは、もっとこういう仕事に携われるようにしていきたいです。ただの情報公開ではなく「大切な想いを伝える」お手伝いをして、お客様も自分たちも、そしてそれを見た人の心が温まるようなものづくりを目指します!(yu3ko)

子どもたち

From Staff >>>...ki3e

子どもというのは、不思議な力を持っています。
仕事だなんだで疲れてたときでも「ねぇねぇ」って、
ニコニコと話しかけてくる子どもの顔を見るだけで、
こっちも笑顔になってしまいます。

ギュギューと抱きしめると、
ふんわりと柔らかい小さな体が、
包んでる私よりも大きく、私を包んでくれます。

そんな力を与えてくれる
子どもたちの笑顔が曇ることがないように、
疲れた顔なんてしないで、がんばっていかないとね!

e-LabLetter 第41号 2010/9/24(Fri)発行

 
 

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