2020/6/1

【vol.46】こっちも 生きて 育っちゃろう

2020年6月・7月のニューズレター

こっちも 生きて 育っちゃろう
こっちも 生きて 育っちゃろう

こっちも
生きて
育っちゃろう

この間まで
当たり前だと思ってたことが
あてにならなくなる。
もう自分じゃ
どうにもならないレベルで。

それでも
生きていくって
決めるとき
育つってことを想う。

生き延びる中で
強くなる、優しくなる、
揺るぎなさを、もう一段。
なんて思うと
ちょっと
光がみえるんだよね


でるたーより
 

近くの公園の脇に、ちょっと大きなカーブを描いた、緑の深い歩道があるんです。そこを歩いているとき、ふと思ったんです。
神様が万能だとしたら、どうして世の中をこんな風にしておくんだろうって。災害、事件、報われない人たち、困ってる人たち。もちろん、いいことだってあるけど。
別の日、実をつけた梅林の、生い茂る枝の下で写真を撮っていたとき、答えの出なかった問いに、ひとつの想いが訪れました。もしかして、育つっていうことかなって。
この世界が、心も体も、命まるごと育つ場だとしたら、そりゃ楽ばっかじゃダメじゃんね。梅の木だって自分の身ひとつで、こうして頑張ってるんだし。んじゃまぁ、こっちも生きて育っちゃろうか、と。
緑のトンネルをくぐり抜けたら、その先には、心地よい風と青い空が広がっていました……。
次は8月のお届けです。
どうぞ健やかに、お過ごしください♪

こっちも 生きて 育っちゃろう
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