
2017/2/15
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- デルター初! 漫写付きチラシができるまで
デルター初! 漫写付きチラシができるまで
「漫写」というのは、デルター内の造語で「写真で作った漫画」のことです。Sodatel(ソーダテル)事業の営業ツールとして制作した漫写付きチラシ。今回は、そのメイキングエピソードをご紹介します。
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- この人たちが作りました
情報デザインの98%は表現の工夫
──最初は1コマ漫画のつもりでしたよね?
k2:そうそう、それくらいで済ませると思ってたら、b1ueが暴走してコマ割りし始めて、見事な漫画ができちゃった。
企画会議って割と理屈っぽくなるんだけど、本当におもしろいのは「表現することのおもしろさ」だと思うんだよね。しょーもないことでも、表現の工夫でいくらでもおもしろくできるでしょ。情報デザインの98%はここにあるんだよ。あと1%は世界の真理で、最後の1%はそのときの都合。
myu9a:世界の真理と都合ってどういうことですか?
k2:世界の真理に届いてないと、作っても意味がないし、力がないものしかできない。都合っていうのは、そのときのTPOに最適化させるってことかな。今回の取り組みで、久しぶりにこのことを思い出させてもらったなー。
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- 思い出すだけで笑いが……
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- 戦隊ヒーローのポーズを参考に
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- 社内で撮影しました
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- みんなで協力し合いながら
──全スタッフが前向きに協力してくれたことが、その後のいい流れにつながってると思うけど?
k2:みんな暇だったからね~(笑)。でも、作ろうよ、撮ろうよの勢いのまま行くと思ってたら、撮影現場の雰囲気はそうでもなかった。
b1ue:みんなぎこちなかったですよね。特に自分はお客様の撮影をするから撮り慣れてるけど、撮られ慣れてない。でも、hi3とyu3koはすごかった。主演男優賞と助演女優賞ものだと思う。myu9aはシャッターをきった回数が多かったけど、撮り直しではなくて「もっと見たい!」っていう思いで撮ってたと思う。
主演男優賞
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- hi3:驚いた表情が抜群!
主演女優賞
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- myu9a:澄まし顔が堂に入ってる
助演女優賞
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- yu3ko:睨みが効きすぎ
デルターは、やさしくてまじめな会社です
──「デルターらしさ」が出せたかな?
b1ue:私は、デルターらしさって「まじめさ」につきると思います。作った自分で言うのもなんですけど、この漫写は特別おもしろいものではない。myu9aの絵コンテの方が数倍おもしろかった。
デルターでは、おもしろいアイデアをそのまま形にするんじゃなくて、どうやったら見やすくなるかとか、分かりやすくなるかとか、社会的にどうなのかとか、そういうことを考えるプロセスがある。ポンっと出てきたいびつな形のアイデアを、キレイな丸や四角に整えて世に出している感じ。
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- 本人は真剣に絵コンテを……
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- 完成した絵コンテは破壊力抜群!
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- 衣装はみんな自前
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- 撮影者もチカラが入る
──本質を大事にしてることろが、デルターのまじめさの根っこ?
k2:たまに、ロケットに火がついたみたいにビュンビュン伸びる会社がある。ワーッと行ってるうちはすごいなと思うけど、火が消えると一瞬でダメになる。この業界に身を置いて30年以上になるけど、短命でバラバラになってく会社をたくさん見てきた。
息が長いってことはずっと生きてるってことだから、デルターはその状態でゆっくりでも成長できてる独特の生真面目さがあると思う。飛び上がって爆発するような勢いがなくても、ふと見ると「えっ、もうあんなところまで行ってたの」っていうような。
これからもっと、おもしろいことをどんどんやってほしいけど、その部分と何のためにのバランスが大事。それって「やさしさ」だと思うんだよね。デルターのまじめさは、やさしい方に向いてる。やさしくまじめに、前を向いて取り組んで行こうね。
インタビュアー:yu3ko
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- yu3ko
戦略策定室長で「デルターの取り組み」のライター。今回は、チラシ全体の企画とおもて面のライティングのブラッシュアップを担当。
b1ue
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- b1ue
表現制作部所属のデザイナー。幼いころから絵を描くのが大好き! 今回は、おもて面のデザインレイアウトと漫写の仕上げを担当。
k2
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- k2
取締役社長でデルターの創立者。今回は全体のディレクションをしながら、おもて面のデザインレイアウトと漫写のカメラマンを担当。
myu9a
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- myu9a
実現支援部所属の企画提案担当。お客様のもとを訪れ、プロのヒアリングで価値のタネを発見! 今回は、漫写の絵コンテを担当。