2012/5/8

会話の準備[vol.8]

こんにちは、e-ラボレターです。

5月の大型連休はいかがでしたか?
今回の連休は最大「16日間」とニュースで聞いたので、あと3日残っている方もいるかも知れませんね。
ここ愛知、三河の国では田植の季節となり、田んぼには水がはられ苗が植わっています。
風景は、まさしく初夏へと移り変わっていきます。

会話の準備

皆さんは、人と話をするとき、どんなふうに会話を切り出しますか?
話の内容をきちんと相手に伝えたいとき、相手に気持ちよく話を聴いてほしいとき、また相手に気持ちよく話をしてほしいとき、そんなときは特に「会話の準備」をオススメします。
会話は言葉のキャッチボールです。
相手に準備ができていないと、うまく受け取ってもらえません。

「おーい、投げるよ~」
「オッケー」
「まずは、高めに投げるからねぇ~」
「よし、こーい」

ボールを投げる前の一言、二言。これがあるかないかでは、大きな違いがあります。しかも、それが剛速球ならなおのこと。相手にケガをさせかねませんね。
会話でいう剛速球とは、相手に衝撃をあたえる話をしたり、突然プライベートな質問をぶつけるようなことです。
そういうときこそ「今からこんな話をするよ」そう伝えることが、とっても重要なのです。先に会話のルールを決めておくのもいい方法です。

私たちは、セルフラーニング研究所の平井氏に教えていただいた、次のようなルールをよく使います。
  (1)何を聴いてもいい
  (2)答えたくないことには、答えなくていい
  (3)聴かれていないことも話していい
結局のところ、このルールでは何を聴いても話してもいいのです。
大切なことは「ルールの共有」です。
例えプライベートな質問をされても「何を聴いてもいい」ので、その質問に腹を立てる必要もなく、ましてや「答えなくていい」のです。
会話は人の楽しみであり人生を豊かにしてくれます。
「会話の準備」をして、気持ちのいい会話を味わってみませんか。( k&y. )

聞き上手・話し上手

From Staff >>>...ki3e

「聞き上手は、話し上手」とはよく言ったものです。
人の話をよく聞いてくれる人との会話はしやすい。
会話が移り変わることなく、ひとつの話題について深く話ができます。
それはきっと、その人が答えて欲しい答を返してくれるからでなく、相手の話をきちんと聞いて答えてくれているからでしょう。
いつもそんな深い話をしていては、肩が凝ってしまう気もしますが、聞き上手な人は、軽い話も深い話もリラックスして会話できる技をご存じなのかもしれません。
達人までいかずとも、相手に気持よく話をしてもらえる。
そんな人になれたらな、と思います。

e-LabLetter 第8号 2009/5/8(Fri)

 
 

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