2012/2/24

成長している実感[vol.71]

こんにちは、e-ラボレターです。

春が近づいているからでしょうか?
天気がコロコロと変化しています。
前日の冷え込みが嘘のように、翌日は暖かだったり。
一日のうちでも、雨だと思ったら晴れ間が見えたり。

「女心と春の空」とよく言われますが、
女性の心はこんなにも激しく移り変わっているように、
男性の目には見えているのでしょうか。

きっと当人は、気づいていないのでしょうね。

成長している実感

先日、愛知県岡崎市にある竹の子幼稚園様で行われた、
「歌と劇あそびの会」にお招きいただき、観に行ってきました。

「歌と劇あそびの会」は、年少さんから年長さんまでがクラスごとに、
歌を歌ったり演劇をしたりする発表会です。
子どもたちは元気いっぱいで、大人たちもニコニコしていて、
会場はとても心地のいい空間となっていました。

年少さん、年中さん、年長さんと学年が上がるごとに、
子どもたちの表現力も上がり年長さんにいたっては、
人に物語りを伝えるとうことがしっかりとできるようになっていました。
その子どもたちの姿を見て私は「人が成長する」という姿を肌で感じました。

いま私は、ほとんど大人ばかりの世界で過ごしています。
大人が大人を見て「成長したなぁ」と感じることはあまりなく、
できることが当たり前で、できないことばかりが目についてしまったりもします。

デルターでは昨年末「360度評価」というものを行いました。
自分を含めて、一緒に働いている同僚から社長に至るまで、
1年の仕事への取り組み方に対してや自己管理についてなど、数項目を評価をしました。
初めての試みで、私ははじめ「評価」というイメージからあまり気が進みませんでした。

評価表をつけるには、1年のことを改めて振り返ることが必要です。
きちんと顧みてみると、みんなの成長している姿がはっきと見えてきました。
自分に対しても、少しは成長してるというのが見えてきました。
成長している姿が見えてくると、
だんだんに評価をつけるのも快いものに変化していることに気づきました。

人が成長しているのを感じるのは、大人でも子どもでもやっぱりいいですね。
「評価」するのもまんざらではありません。

大人も日々成長しています。(w.)
 

ある日テレビを観ていて

From Staff >>>...ki3e

先日、NHKスペシャルで「ヒューマン なぜ人間になれたのか」
というシリーズが放映されていました。
この放送を録画していたので休日に何の気なしに観ていたのですが、これがなかなか面白かったです。
中でも興味深かったのは、シリーズ1の中の「人間は、利他行動ができる」という部分でした。

チンパンジーと人間では、DNAレベルで1.44%ほどの違いだそうです。
これは「チンパンジーと人間は、とても近い生きものである」といえるそうです。
ですが、近いといってもそこに明らかな違いがありました。

その違いのひとつが「利他行動」というものです。
チンパンジーは何かに困っているチンパンジーから、
要求があれば要求に対する行動を起こしますが、
要求がなければ近くにいても行動を起こしません。

けれど、人間は他者が困っているのを見ると、
相手からの要求がなくても自らすすんで動き、助けることをします。

この「利他行動」自己の損失を顧みることなく他社の利益を図る行動、
つまりは「助け合う」という行動は、人間を人間たらしめるひとつの要素であろう。と伝えていました。

助け合うのは人間の特徴なのか……。そんなことを改めて思うと、なるほどねぇと感心しました。
「人間」っていいですね。

e-LabLetter 第71号 2012/2/24(Fri)発行
 

 
 

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