メルマガちゃん、育ってます

毎度「今号のテーマは何にしようか～」と、ゆるっと始まるメルマガ企画会議ですが、今回は「テーマはメルマガ10周年です！」と気合を入れてスタート☆　ところがどっこい。改めて第1号を見返してみると、配信日は「2009年1月30日」。ん？　あれっ？？　13年経ってるんですけど！？
だがしかし、転んでもただでは起きないのがデルターです。「おもしろいから、このことを冒頭文にしよう！」となり、テーマは10周年で企画会議を続行。まずは、過去の変遷を振り返りました。

第1号を読み返して興味深かったのは「実は、お一人様宛にお送りしていた」ということ。このはじめの一歩が、今では約500人の読者様とのつながりに発展したと思うと、とても感慨深いです。現在は安定的に配信しているメルマガですが、ここまでの道のりは平坦ではありませんでした。
始動当初は、なんと今では考えられない、月2回ペースで配信していました。あるスタッフが専属となり頑張ってくれて、第72号配信まで2年強もの間、そのペースを守っていたのです。しかしその後、73号まで13カ月、74号まで9カ月と空き、飛び飛びに……。
このままではいけない、今度は組織運営できるようにと一念発起し、第74号からは「読んで【実】になる☆もぎたてマガジン」と銘打って、再スタート。このときは「今のデルターをみんなで届ける」をベースとし、月1で社内座談会を開催してはメルマガ配信をしていました。

現在のような、メルマガをwebへの入り口と位置づけた形式での配信になったのは、約3年半前の第141号からでした。内容がボリュームアップした分、配信ペースは隔月となっています。
こんな振り返りをしていると、あるスタッフが「まるで『メルマガちゃん』という、一人の人間の成長のようだ」と語り出しました。
──この世に生を受け、0～1歳は毎月できることが増えるほど成長（月2回配信）し、2歳になってイヤイヤ期が到来（ちょうど配信が飛び飛びになった時期）。その後も反抗期があったり（業務の状況に応じて担当者が変わったり）、自分探しの旅に出てみたり（ようやく「読んで【実】になる☆もぎたてマガジン」という立ち位置を確立！）、30代くらいになって（まだ13年だけど）、やっと落ち着いてきたなっていうのが、今かな（笑）。

読者様もお一人、作り手もほぼ一人で始めたメルマガですが、今はその企画・制作・配信の全行程が仕組化されています。現在は実際にライティングしているのは一人ですが、一人で作っているという感覚はありません。
過去には、メインライターが長期に渡り不在となった時期もありました。しかし、その間も仕組化のおかげで配信に穴を開けることもなく、ペースを遅らせることもなく、今日まで続けて来ることができました。
「継続は力なり」という言葉は小学生でも知っていますが、実際にやってみると、例え大人でも、会社や組織であっても、簡単に実現できることではありません。この先、会社のあり方によって内容や形式は変わるかもしれませんが、何らかの形で「デルターの広報」を続けていきたいです。どうぞ、末長くお付き合いください。