2024/6/26
座談会のセオリー(座談編)
デルターでは、メールマガジンでもよく社内座談会の様子をお届けしていますが、お客さまのもとへ出向いて座談会をし、採用や製品・サービスPRコンテンツを制作することもよくあります。
今回は、デルターが持つ座談会を成功させるコツについて、惜しみなくお伝えします!
「ファシリテーター」のセオリー
まずは、ファシリテーターを決めましょう。耳慣れないかもしれませんが「話し合いを円滑に進行する人」という意味。似た役割で「コーディネーター」がありますが、こちらは調整するという意味合いが強く、ファシリテーターは「導く」という意味合いが強くなります。
ポイントは、自分の意見は述べずに、中立的な立場で会話をリードすること。話せていない人に発言を促したり、脱線していたら軌道修正したり、またタイムマネジメントも役割のひとつ。そして、導くといっても絶対にやってはいけないのが「誘導」です。
「場づくり」のセオリー
座談会では、会議以上に参加者全員がリラックスして発言し、会話のキャッチボールができるようにすることが、必要不可欠です。また、ここでいう場づくりには「環境づくり」と「雰囲気づくり」の2つの意味が含まれます。
環境づくりでは、イスの座り心地重視で部屋を選んだり、BGMを流したり、お茶菓子を用意したりするのもいいでしょう。たまには気分を変えて、カフェ座談会なんかも◎。雰囲気づくりでは、いきなり本題に入るのではなくアイスブレイクをしたり、会話の糸口となるヒントを書いた紙などの小道具を用意するのもおすすめです。
対話の基本「3つの自由」のセオリー
ファシリテーターは必要ですが、できるだけ参加者同士で座談会を円滑に回すために活用できるのが、デルターオリジナルの対話の基本「3つの自由」です。
(1)聞く自由:何を聞いてもいい。
座談会では「質問力」がキーとなるので、このストッパーを外すのはとても大切です。
(2)答えない自由:聞かれてもすべてに答えなくていい。
これがあることで(1)の自由度が上がります。
(3)話す自由:聞かれていないことでも、話したいことがあれば話していい。
これで一問一答のような状況を回避できます。
これを座談会の冒頭に紹介することで、会話の弾み方が格段に上がりますよ。さて、座談編はここまで。次回は座談会の様子をコンテンツにするときのコツをお届けする予定です。お楽しみに~☆