2015/1/21

便利さにはリスクがつきもの![vol.98]

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

新しい年を迎え、早くもひと月が過ぎようとしています。年末年始はゆっくり休めましたか? 一人暮らしをしていると、帰省する度に今も変わらずに毎日ご飯の支度や洗濯などをしてくれる母の偉大さを感じます。
仕事などでも、環境が変わって気付く大切なことってありますよね。

便利さにはリスクがつきもの!

最近インターネットの世界で多くの被害を出しているのが「乗っ取り」です。SNSなどに登録した自分のアカウントを他の誰かに乗っ取られ、使用されてしまうのです。話を聞いてみると、なんと弊社スタッフの一人も被害に遭っていたことが判明しました!

彼によると、ある日友だちから「SNSで変なメッセージがきたけど、乗っ取られているんじゃない?」という連絡があったそうです。その知らせを受けてすぐにログインしようとしたのですが、なぜかログインできません……。
運営会社に問い合わせてみると、すでにアカウント削除の対応が行われた後だと分かりました。頻発する乗っ取りの被害に運営会社側も敏感になっていたので、素早い対応をしたのでしょうか。

乗っ取られた原因のひとつに、IDとパスワードがどこかから漏れた可能性が考えられます。現在、さまざまなサービスを利用するためには、IDとパスワードの登録が欠かせません。
みなさんはそれらを単純な英数字の羅列にしていたり、全てのサービスで同じものを使っていたりしませんか? そうした場合、どこかからIDとパスワードが漏れると、その他のサービスに攻撃をしかけられる可能性が高いのです。
SNS以外でも、オンラインメール、ネットショッピング、インターネットバンキングのアカウント乗っ取りにより、知らない間に金銭的な被害に遭ってしまうケースもあります! 予防策としては、サービスごとにパスワードを変える、パスワードを複雑にする、2段階認証を導入する、ログイン時にSSL情報を確認するなどがあります。

現在では乗っ取りが主流ですが、ウイルスもまだまだ健在です。これらは人間の風邪やインフルエンザと同じように、予防していても必ず大丈夫ということはありません。
また、薬の副作用と同じように便利なサービスには常にリスクがつきものです。それらを理解したうえで、予防策と対応策について考えてみてはいかがでしょうか。

ITおせっかい情報:パソコン省エネ術

コストや環境への配慮から、省エネが呼びかけられています。オフィスにおける電力需要のピーク時には、総電力需要に対するPCの電力消費が占める割合は約10%にのぼるそうです。みなさんはPCの節電になにか対策をされていますか?

単純にデスクトップPCとノートPCを比べると、ノートPCの消費電力は約1/3。製品代もバカにならないので、すぐに「じゃあ、買い替えよう!」というわけにはいかないかもしれませんが、一考の価値はあるでしょう。デルターでは停電対策もかねてノートPCをメインに使っています。
ノートPCの場合、バッテリーで駆動すれば一層効果が上がります。バッテリーの持ちが5年前に比べると約4倍になっている製品もあり、信頼性も高くなっています。
デスクトップPCでも、ディスプレイの輝度を40%に調整すると、100%のときに比べて約23%の節電になります。

業種や業態によっては難しいかもしれませんが、PCに備えられている省エネ機能を一度見直してみてはいかがでしょう。買ったそのままの状態で使い続けているのは、もったいないですよ。

編集後記:泉のささやき

       ・゜。・。・゜・☆。*
  ・。*・。*・。☆。*  *・☆

二十四節気の第24番目の「大寒」。まだまだ寒さが厳しいですが、この時期には寒中水泳やマラソンなどが行われます。先日、新成人が川で寒中水泳に挑んだという新聞記事を読みました。きっと大人としてのいろいろな決意を持つことができたでしょう。
寒さに負けず心身ともに鍛えることは簡単ではありませんが、だからこそ挑戦することが大事ですね。さあ、今年は何に挑戦しようかな。

e-LabLetter 第98号 2015/1/21(wed)発行

 
 

ホームへ先頭へ前へ戻る