2024/8/28

座談会のセオリー(メイキング編)

座談会のセオリー(メイキング編)
座談会のセオリー(メイキング編)

前回の「座談編」の最後に「次回は座談会の様子をコンテンツにするときのコツをお届け予定です」とお伝えしましたが、コツというよりも、いつもご覧いただいている座談会の「メイキング」を一挙公開しちゃいます!

消えたファシリテーター

「座談編」では、全体を通してファシリテーターの重要性をつづっていましたが、実はコンテンツにする際には、ファシリテーターの存在はないものとして制作することが多々あります。
特にお客様のご依頼を受けて座談会コンテンツを制作する場合は「デルターの人間はいないことが自然」ですよね。そのため原稿作成では、ファシリテーターが話した部分を他の座談会メンバーが話していることにしたりと、とにかく正規の座談会メンバーでしっかりと「座談」している文章に仕上げていきます。

ファシリテーターを写さないカメラマン

ファシリテーターの存在を消すためには、座談の席次も大切です。きちんとファシリテーションできる距離にいながらも、カメラの画角には写り込まない位置取りが重要で、場合によってはカメラマンの指示で一時的に移動することも。どうしてもファシリテーターが写り込んでいる写真を使いたい場合には、画像編集ソフトでキレイさっぱり消されます(笑)。
もちろん、自社で座談会をしてコンテンツにする際には、ファシリテーターも座談メンバーの一人として登場すればOKですし、デルターでもそういうコンテンツ制作をする場合もあります。

座談会で使える小ネタ三連発

(1)脳内ルーレット
全員順番に発言してほしいとき、時計回りはよくある方法です。脳内ルーレットでは、まず全員に頭の中で一人を思い浮かべてもらい、次にファシリテーターが誰かを指名し、指名された人が思い浮かべていた人を指名して発言スタート。そして、発言した人が次の人を指名……を繰り返すという方法です。

(2)テーマ×くじ引き
テーマを書いた紙でくじ引きを用意しておいて、引いたテーマについて座談します。座談会コンテンツは「話しているだけ」の写真ばかりになりがちなので、絵的なアクセントになります。

3)漢字一文字
座談の最後に、テーマを表す漢字を一文字書いて発表してもらいます。座談会のまとめにもなりますし、漢字を書いた紙を持って集合写真を撮影すれば、絵的にもバッチリです。




「座談編」「メイキング編」に渡りお伝えしてきた「座談会のセオリー」はいかがでしたか? 今後、座談会コンテンツを目にした際には、裏側ではあんなことやこんなことをしているのかな……と想像してみると、一味違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

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