2012/4/7

より良い関係を築く[vol.54]

こんにちは、e-ラボレターです。

東北関東大震災から1カ月が経とうしています。
日本への賛美がある一方、
課題が山積している現状にジレンマを感じます。
けれど、ただただ誠意をもって、
丁寧に毎日を過ごすことが大切なんですよね。

みさなんは、無理が出てきていませんか?
体を壊しては本末転倒です。
自分を大切することを怠らないようにしていきましょう。

より良い関係を築く

最近、信頼関係に関する、とても味のある表現に出会いました。それは「自分が相手から信頼されていることを信じる」ということです。なんだか不思議な言い回しですが、なかなか深いのです。言葉のパズルのような話なんですが、しばらくおつきあいください。

さて「自分が相手を信じる」だけだと、どうなるでしょうか。相手にどれだけ問題があっても信じ続けるなら、それは「盲信」です。相手に悪意があれば、だまされ続けることになります。相手に力がなければ、共倒れになってしまいます。

では「自分を相手に信じさせる」としたら、どうでしょう。そもそも、人が何かを信じるというのは、その人の内部で起きていることです。これを無理矢理やろうとすると、マインドコントロールになってしまいます。結局、相手を苦しませたり、どこかで裏切られることになります。

その点「自分が相手から信頼されていることを信じる」のは無理がありません。まず「自分が○○を信じる」わけですから、努力次第で続けられます。逆に、ダメなら信じるのをやめればいいわけですから、共倒れや裏切りを避けられます。

そして「相手から信頼されている」ことを前提にすると、おもしろいことが起きます。人は、相手の心の中にあることに共鳴しやすい傾向があると言われています。つまり「自分が相手から信頼されている」と思っていると、相手もそう思うわけです。お互いが「相手からの信頼」を持っていれば、より良い関係を築きやすくなります。

同時に「相手から信頼されている」のは「自分」です。ここで考えたいのは「自分は、相手から信頼されるだけの自分なのかな?」ということです。こういう気持ちを持っていれば、自分自身を磨き続けることができます。つまり、自分自身に対しても、相手に対しても、信頼を深めることができるのです。

実はコレ、イギリスの軍隊の教えなんだそうです。モトネタは、昨年亡くなったミステリー作家ディック・フランシスの遺作『矜持』。作品の方も、なかなか味のあるできとなっていますので、よかったらどうぞ。
(k2)

なかなか、なかなか……

From Staff >>>...ki3e

岡崎は、いつまでたっても暖かくならないものだから、
ソメイヨシノは容易に花をつけまくれませんでした。
まだかな? まだかな?? と思ってもつぼみは硬いまま。
強い北風が3月の末になっても吹き続くので、
冬のコートも手放せません。

けれど、ふっと寒さが和らぐと、
トウモロコシがはぜるようにポンポンと花が開きます。

でもまた寒がもどるので、次のつぼみはジーっと待ちます。
ポンポン♪ ジー ポンポン♪ ジー の繰り返しです。

そんな岡崎も暖かい日が続くようになりました。
ソメイヨシノも、今週末には咲きそろいそうです。

花見をゆっくりと楽しむのも、
やっぱりいいのではないでしょうか。

e-LabLetter 第54号 2011/4/7(Thu)発行

 
 

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