2016/6/15

[vol.115]お互いの心を開く「取材」

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

みなさんお元気ですか。今の時期はジメジメしますよね。でも、この時期だからこそ楽しめることがありますよね。紫陽花なんかは雨露に濡れることでよりきれいに見えますし「雨音はショパンの調べ」ともいいます。あなたならどんな風に過ごしますか♪

お互いの心を開く「取材」

みなさんは「取材」に対してどんなイメージを持っていますか? 一般的には、新聞や雑誌の記事を書くための情報を手に入れることでしょう。しかし中には、自分の都合に合わせて一部の情報だけを拾っていったり、パパラッチや提灯持ちのように事実を誇張・歪曲したりするような取材もあります。

デルターが目指す「取材」は、きちんと事実に基づきながら人の心が動くような情報を手に入れること。その基本はインタビュー(interview)です。そこには「inter=お互い」「view=見る」という意味が込められています。デルターでは、これを「お互いの心を開く」ことと解釈。取材をする側とされる側が、お互い信頼し安心できることを大切にしています。

そこで、私たちスタッフたちが心がけているのは「気持ちをほぐす」ということ。実は、取材をされる相手だけでなく取材をする方も緊張しています。インタビュアーが緊張していると相手も緊張してしまうので、まずはにっこりご挨拶。安心感を感じてもらいつつ、相手の気持ちやリズムに合わせて質問を重ねていくと、自然に興味深い話をうかがえます。

カメラマンもただシャッターを切り続けるだけではありません。相手の表情がかたいのは当たり前。何十枚も撮影するうちに、相手は撮られていることを忘れて自然な雰囲気が出てきます。そこからが撮影の本番です。ファインダー越しにインタビューをしているつもりでシャッターを切り続けます。こうして、相手の内面からにじみ出てくる想いや感情を含めて「取材」してくるのです。

ITおせっかい情報:贈り物の文化と、物流のIT

日本には、結婚祝いや出産祝い、今の季節だとお中元など昔からお世話
になった人へ贈り物をする文化がありますよね。近頃では、物流の進化
によって、遠く離れたところへもタイムリーに想いを届けることができ
るようになりました。

最近はIT活用で物流の世界もおどろくほどの進化を遂げているのをご存知ですか? 荷物を効率良く貨物に積み入れるために、積載効率の高いパターンをはじき出す「積載シミュレーションソフトウエア」。人の手を介さずに迅速にデータを読み書きできる「無線ICタグ」。これは食品の保存温度や糖度、酸度、内部障害を記録できるセンサーと組み合わせて活用している例もあります。また、環境に配慮して走行距離から環境負担を算出できる「CO2排出量算定システム」まで。

IT化による進化のおかげで、いろいろな所の感謝の気持ちがより速く、遠くまで届くようになりました。もちろん、近所の方には手渡しでご挨拶するのが大切ですよね☆
 

編集後記:泉のささやき

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私の住んでいる地域では7月に行う「祇園まつり」に向けて、6月の毎週日曜日に笛の練習をしています。私もその練習に参加しています。老若男女入り交じって和気あいあいと練習している様子をみると「私って、なんていいところに住んでいるんだ!」とちょっとうれしい気持ちになります。けれど、後継者が増えないことがとっても気がかり。近隣ではお祭りをやめてしまう地域もありますが、地元を盛り上げることは本当に素晴らしいと思います。さて、本番に向けて頑張りますか!

e-LabLetter 第115号 2016/6/15(wed)発行

 
 

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