2012/7/23

特撮好きの原点[vol.37]

こんにちは、e-ラボレターです。

暑中お見舞い申し上げます。
梅雨が明けたとたんに、猛烈な暑さとなりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?

子どもたちが夏休みに入って、夏らしさも増してきましたね。
私が子どもの頃、夏休みの楽しみといえば汗をダラダラ流しながら、
居間でアニメを食い入るように観ることでした。

さて、今回は「デルターのスタッフに聞いてみました」シリーズです。
今回は、早いもので第十弾! en0さんのインタビューをお届けします。

特撮好きの原点

(質問者:w. / 回答者:en0 )

w.:
en0さんは、さまざまな活動に携わったり趣味を持っていますが、特撮映像を観るのもそのひとつですよね。特撮ものに興味を持ったきっかけの作品って、何だったのでしょうか?

en0:
最初に観たのは、ご多分に漏れずウルトラシリーズで「ウルトラセブン」だったと思います。ですが、好きを自覚して観始めたのは「サンダーバード」ですね。

小学校に入った頃からTVアニメ(当時は、TV漫画と言ってました)とかウルトラマンとかとにかく何でも観てました。小学生の頃、夏休みは必ず『夏休み子ども劇場』(題名うろ覚え)と題していろんな番組の再放送をしてたのですが、好んで観るのがウルトラマンとかサンダーバードとかの「特撮もの」でした。

外で遊ぶとき、特撮ものは遊びやすいんですね。ヒーローや怪獣になって戦うとか、高いところから飛び降りるとか、特撮ものは外遊びのネタに困らないんす。夏休みなんかは、午前中は宿題をやってTV観て、午後はTVを観て仕込んだネタで外で遊んでって感じでしたね。

その特撮の中でもサンダーバードはいろんな意味で違ってました。まず、メカがリアルです。他の特撮もののちゃちなメカとは違う、いかにもありそうなメカ。リアルタイムな社会情勢としても、新幹線や月探査機アポロ、ジェット旅客機といった新しいものがいっぱい出てくる時代でしたから、サンダーバードに出てくるメカは「すぐに、こんなのが出てくるんだろう」と思ってしまうくらいリアルでした。

けれど、凄いメカは出てきても、それを操る人間は普通なんです。スーパーヒーローって感じのすごみなんて無い。だから逆にありそうって思いました。もう少ししたら、こんなメカが発明されて救助隊が出来るんだって。そんなサンダーバードのリアル感が好きでしたね。

w.:
私もサンダーバードを初めて観たとき、すっかりあの世界に入り込んでいた覚えがあります。幼さもあってか、無我夢中で観ていました。en0さんの話を聴いて、だからあんなに夢中になったんだなと、改めて分かった気がします。そんな、子どもの心をグッとつかむ特撮ものの魅力ってなんでしょうか?

en0:
通常では見られないものが見られることと、それがかっこよかったり、爽快だったりすることでしょうか。

w.:
ちなみに、今までen0さんが観てきた特撮ものの中で、そのかっこよさや爽快感が味わえる「これぞ!」というオススメの作品はありますか? 

en0:
一本だけをあげるなら『ガメラ2 レギオン襲来』ですね。この映画以降日本の特撮ものはガラリと変わりました。CGがメインでない実写の特撮の頂点である本作は必見です。

せっかくなのでサンダーバードのオススメも。第1話『SOS原子旅客機』の、メインメカのデザインは、今見ても古びた感じはしませんし、旅客機を不時着させるためのエレベーターカーという小物メカのアイディアは斬新ですよ。

w.:
まだまだ深いところを伺いたい気もしますが、今回はここまで。
ほんの少しですが、en0さんの特撮への思いを垣間見た気がします。オススメ作品は、今年の夏休みに機会を作って観てみたいですね。子どもの頃のわくわくがよみがえるかも。
楽しみがまたひとつ増えました♪

アイスキャンディ

From Staff >>>...ki3e

子どもの頃よく食べていたのに、
ひと頃全く食べなくなった食べ物に「アイス」があります。
特にアイスキャンディは、食べなかったのです。

けれど茹だるような暑い日に、家の子どもたちが、
それはもう美味しそうにアイスキャンディを食べる様子を見ていると、
なんだかとっても美味しそうに見えてくるのです。

その夜、同じアイスキャンディを冷凍庫から取り出し、
こっそりと食べたのが、数年前の暑い夏の夜でした。
それからというもの、暑い日には欠かせない食べ物です。

ただ、この経験のせいか、今でもアイスはこっそり食べる私です(笑)。

e-LabLetter 第37号 2010/7/23(Fri)発行

 
 

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