2012/12/19

岡崎市の審議会で何してるの?[vol.23]

こんにちは、e-ラボレターです。

デルターには、岡崎市の審議会に参加しているスタッフがいます。
ですが、何をしているかをよく知りません。
せっかくなので、ちょこっと聞いてみました!
今回のメルマガは「デルターのスタッフに聞いてみました」シリーズ第三弾。
「岡崎の審議会で何してるの?」をお届けしたいと思います。

※お詫び、今回はメール配信が遅れてしまい申し訳ありません。
一日遅れの「e-ラボレター」ですが、お楽しみいただければ幸いです。

岡崎市の審議会で何してるの?

(質問者:w. / 回答者:hta9 )

w:
岡崎市の審議会に参加されているそうですが、どんな内容なんですか?

hta9:
岡崎市の男女共同参画推進審議会の委員をやっています。市の審議会というのは、学識経験者や市民からの意見も聞きながら、行政施策に反映させるための場です。

w:
な、なんか難しそうな話ですね(汗)。基本的なところを聞かせてください「男女共同参画」って何を目的にして、意見を集めているのですか?

hta9:
言葉が硬いので難しく感じてしまうかもしれませんが、男女共同参画っていうのは、要するに「性別にとらわれることなく、その人の個性や能力を十分発揮できる」社会を目指した考え方なんです。
「ワークライフバランス」「少子高齢化」「DV」なども男女共同参画に含まれる内容です。「男性だから」「女性だから」という価値観ではなくて、性別に関わらず、その人の能力や個性を尊重しましょう、という考え方なんですよ。まだ硬いかな?

w:
性別にとらわれることなく……ですか?

hta9:
例えば「男性だから仕事優先」「女性だから結婚したら退職」という固定的な考え方は、男女共同参画の視点ではよしとはされません。極端な話だけどね。その人の考えがあれば「女性でも仕事優先」「男性でも結婚したら退職して主夫」も否定しないんです。

w:
それぞれが、それぞれの意思で決めて行動するってことかぁ。家庭を夫婦で支える考え方や仕組みにしても、従来通りのままでは難しいケースがたくさんありそうですね。

hta9:
最近は不況ということもあって、人員不足の対応のために残業時間を延ばすことで対応しているケースも見られますよね。男性が残業で遅く帰るような状況が続くと、女性の家事負担は大きくなってしまいます。男性も家事に積極的に参加できて、女性も社会に出て活躍できる。そんな選択ができる社会であってほしいですね。

子育ての面でも考え方はいろいろあります。子育ては献身的に母親が行うべきという考え方や、3歳までは常時母親が家庭で育てないと、その後の成長に影響があるという考え方。逆に、小さいときから保育所に預けられることで、早い時期から社会性を学べるという考えもあります。また母親にとっても、子育てで生まれるストレスを仕事をすることでうまく解消できるという話もあります。それぞれいろんな考え方があるんですよ。

w:
男女が共に活躍し協力しあって、安心して暮らせる社会への取り組みが、行政でもなされているのですね。ところで、このようなことに興味を持つようになったのは、なにかきっかけがあるんですか?

hta9:
男女共同参画に特に興味を持ったのは、子どもが生まれたときからですかね。制約なく誰もが活躍できる社会になればいいなって思ったんです。任期は2009年から2年間です。その間に8回程度の会議が行われる予定です。今後の男女共同参画社会形成についての岡崎市の取り組みについて意見を出し、方向性を決めることになります。

w:
日頃から固定観念に左右されることなく、自分のすべきことを意識して生活されているhta9さんだからこそ、リアルな意見を伝えることができるんじゃないでしょうか。日頃からの取り組みや感じたことをぜひ伝えてきてください!

hta9:
なんかすごく硬いメルマガですよね。内容が内容だからか……。
なんか、ものすごい真面目な人みたいでイヤァ~!!!!!

w:
仕方ないじゃん♪

よいお年を~

From Staff >>>...ki3e

この1年は、皆さまにとってはどんな1年でしたか?

今年の1月30日からスタートした「e-ラボレター」。
どんなお手紙をお届けしようか、試行錯誤しながらはじめたメールマガジンでした。いろんなきっかけから、デルターのスタッフも含め27名の方に、現在ご購読いただいています。
このご縁には、感謝の思いでいっぱいです。
誠にありがとうございます。

それでは、ちょっと早いですが、良いお年をお迎えください。
来年も「e-ラボレター」をどうぞごひいきに。

e-LabLetter 第23号 2009/12/19(sat)発行

 
 

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