2012/9/9

アワアワの両手で丁寧にもみ洗い[vol.64]

こんにちは、e-ラボレターです。

朝晩すっかり涼しくなりましたね。
あんなにも暑かったのに涼しくなるから不思議です。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいので、
皆さま、お気をつけください。

アワアワの両手で丁寧にもみ洗い

なかなか治らないと言われてきたアトピー性皮膚炎。
我が家も三人ほど患っていて、
かゆみと痛みでいらだつ姿をずっと見てきた。

ある日、それが治るというテレビ番組をやっていた。
治るというよりも、症状を出にくくする予防といった感じ。
けれど、効果は絶大だ。

方法は簡単で、まず両手を使って石けんできめの細かな泡を作る。
そのまま、手を使ってもむように丁寧に身体を洗う。
あとは普通に流して身体を拭く。
仕上げに保湿剤を塗る。
これだけ。

効果は、1週間から10日くらいで現れる。
続ければ生活に支障のないレベルを維持できる。
ちゃんと医学的に明確な理由もあった。

言われてみれば思い当たることはある。
家族の内、そそっかしいのが一人いる。
石けんを泡立てずに、タオルに石けんをつけて、いきなり洗っている。
つまり、皮膚をこすりながら泡を作るようなもんだ。
最初に洗うのが腕で、まさに腕の部分の症状がひどい。

もう一人は、症状がひどい部分をさらっと洗う。
丁寧にこすったりせず、泡の着いたタオルでぬぐう感じ。
表面に泡をつけただけで洗い流している。

そして三人目。
新しい石けんを買ってきたあとは、とても症状が良くなる。
が、しばらくするとダメになる。
おそらく買ってきたときは、丁寧に泡立てて使うのだろう。
けれど慣れてくると、丁寧さがなくなる。
これは他の生活態度を見ていてもわかる。
新しもの好きで飽きっぽいのだ。

アトピー体質でも症状の出にくい人もいる。
おそらく毎日、丁寧に泡立ててしっかり身体を洗うのだろう。
それだけでよほど症状は出ない。
これはつまり「石けん」の問題ではない。

心持ちと行動が違うだけだ。
泡を立てながら「おまえさんが、おいらを清潔にしてくれるんだねぇ」と
なんだかうれしい気分になりつつ、泡立つ様子をいとおしむ。
「さぁよろしくね」と身体を洗う。
泡がちゃんと仕事をしやすいように、皮膚と仲良くするように
「こんな感じでどう?」と泡や皮膚に尋ねながら丁寧に洗う。
これで、アトピーの症状が緩和される。

どうせ治らないだとか
痛いのはいやだなぁとか
関心も寄せずに無視だとか
それでは皮膚ならずとも心も渇いて荒れるかも。

体質は変わらずとも、心がけひとつで現実を変えられる。
そして大切なのは、変わっていく現実だ。
これってアトピー以外にもいろいろ言えそう。(k2)

まん丸お月見

From Staff >>>...ki3e

今年の十五夜(中秋の名月)は、9月12日の月曜日です。
十五夜の月というと「満月」というイメージがありますが、
実は必ずしも満月というわけではないそうです。

十五夜は、そもそも旧暦の8月15日のことを指しています。
旧暦も太陽暦の一種なので、
必ずしも満月とピッタリ合っていないのだそうです。

ですが、今年の十五夜はなんと満月!
6年ぶりのまん丸お月様です。

澄んだ空にぽっかりと浮かぶ、
この季節のお月様は見応えがありますよね。
ぜひ、9月12日は夜空を見上げてみてください。

e-LabLetter 第64号 2011/9/9(Fri)
 

 
 

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