2015/12/16

[vol.109]私のパソコンの中の年神様

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

10月に一度グッと冷え込んだあと、なんだか妙に暖かい日が続いていたように思います。そのせいか、紅葉の色づきがあまり良くなかったと聞きました。
暦が最後の一枚になっても暖かいのはありがたいですが、その季節なりの天候の方が、四季を楽しめますもんね!

私のパソコンの中の年神様

年末の慌ただしさに、なんとなく心が浮つくこの季節。私たちを待ち構えているさまざまなイベントの中に「大掃除」がありますよね。なぜ掃除をするのでしょう。

そもそも年の瀬の大掃除には、年の神様「年神様」を迎える風習が根底にあります。昔の人は先祖の霊が正月に年神様となって帰り、自分たちの幸せを見守ってくれると考えていました。だから、よりたくさんの幸せを授かるよう、家や職場を掃除をしたりお供え物をしていたんですね。

さらに、作業台がデジタルになった昨今では、パソコンの中も整理整頓するのが1995年以降風習になったとか、ならないとか。いやなっていませんご先祖様、すみません。今後は風習にしていきたいものです。

個人のパソコンというと、それぞれに自分の使い勝手が良いように工夫しているものですね。年の切り替わるタイミングでどういった工夫をしているかを社内できいてみました。「一年間使わなかったファイルは削除する」「データを保存していたファイルは、旧年の名前をつけ、別に今年のファイルを作る」などなど、独自の考えに従った使い方が見えてきます。整理整頓が話題になるこの時期に、他の人の使い方を参考にしてみるのも良いですね。

今年のことは今年のうちに済ませ、すっきりと新年を迎えたいものです。
きれいにしておけば、年神となって帰ってきたご先祖様もパソコンの中でも居心地良く過ごしてくれるかもしれませんね。

ITおせっかい情報:ゲーム感覚で何をする?

Windowsに昔から入っているソリティアやマインスイーパー。マウスを操作するだけのシンプルなゲームですが、はまった人も案外多いのではないでしょうか。
これらのゲームは、マウス操作の訓練にゲーム感覚を加えたものという見方もできます。そういうと不真面目な感じを受けるかもしれません。
でも、脳は楽しいことが大好きです。楽しければ何度でもやりたくなるもの。遊び心を刺激されて、知らず知らずのうちにマウスが手に馴染んでくるのです。
 
最近は『ゲーミフィケーション』という言葉が使われています。ゲームの持つ「人を夢中にさせる要素」を、IT技術によってサービスに生かすという考え方です。インターネットや携帯電話などの普及にともない、ゲーム感覚でできるITサービスが増えていくでしょう。そうしたサービスを利用する際は、ゲーム要素の楽しさだけでなく、その目的が自分に必要かどうかを考えることが大切ですね。くれぐれもゲームのやり過ぎにはご注意を!
 

編集後記:泉のささやき

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今年一年を振り返ると私の中の一大ニュースは、なんと言ってもスマホデビューですね。頑張ってガラケーにこだわっていましたが、周りからの「まだなの~」という声に押されてしまいました。
ぜんぜん機能も違うし、何をするにも取説を見ては覚えての繰り返しです。
しかも、今の取説はアプリなんですね。でも私としてはあの分厚いBookが懐かしいです。来年もしばらくはスマホと格闘です。みなさんの「一大ニュース」、もしよければ聞かせてください。お待ちしてま~す!

e-LabLetter 第109号 2015/12/16(wed)発行

 
 

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