2019/12/25

デルターが取り組み続ける「あること」

デルターが取り組み続ける「あること」
デルターが取り組み続ける「あること」

同じ組織での勤めが長くなってくると「これって以前からずーっと取り組んでるけど、なかなかズバッと解決策が出ないなぁ。いつまで取り組み続けるんだろう。まさか、永遠の課題……」と思うことってありませんか? 
今回は、デルターに勤めて15年になるYが社内で長年取り組んでいる(しかも、みなさんも同じような課題で悩んでいそうな)ことについて、昔を振り返りつつ語らせていただきます!

年末目前! この時期の課題といえば?

デルターで長年取り組んでいる課題というのは、ずばり「整理整頓」。「あー、わかる~!」と思った方、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。なかでも特に頭を悩ませているのが「終わった仕事の後片付け」。もちろん、長年取り組んできただけあって「現在のルール」というのは、しっかり存在します。現状を見ても、そのルールが守られ環境が維持されている!……場所もあります。
デルタースタジオには、みんなが使っている個々のデスクエリアに囲まれる配置で業務棚があり、日々そこの資料を出し入れして仕事を進めているのですが、いつ見てもキレイに整理整頓され使いやすい棚もあれば、誰もが見て見ぬ振りをしたくなるカオスな棚もあり……。
個人のデスクに至っては「業務に合わせて誰がどこの席に座ってもいい『フリーアドレス!』(vol.125参照)」なんて言いつつ、ずーっと同じ人が使い続けていて、しかも片付けが苦手なので富士の樹海と化しているデスクもあるんです。

これは、まだマシな状態かな……
これは、まだマシな状態かな……

みんなで前向きに取り組み続けられる幸せ

塵も積もれば山となる
塵も積もれば山となる
かなりの年代物!
かなりの年代物!
倉庫に置きっ放しの物たち
倉庫に置きっ放しの物たち

そんな現状をなんとか打破したいと、アイデアを募ればそれらしい意見が出てくる出てくる♪
「大事なのは、何のために、何を、どれくらい、どのように保存しておくかだよね」
「『終わった仕事の後片付け』じゃなくて『次の仕事をするための準備』でしょ」
「要するに『復元の可能性』だと思うんだけど。次に同じようなものを作るニーズや頻度、そのときに求められるスピードをもとに考えたらいいんじゃない?」
「データの保守ということと、信頼性も忘れちゃいけないよね」
という会話が繰り広げられる中、私が思っていたのは「何度も同じような失敗を繰り返し続けていても、みんなが常に前を向いて、同じ熱量で取り組めるって、気持ちいい~!!」ってことです。会社&仲間自慢になりますが(笑)、これって本当に幸せなことだなって思うんです。

小さな声でも上げ続ければ大きなパワーになる

正直、私が入社した当時は、整理整頓や備品管理という、業務に直結しないことに対しては、みんなで一丸となって取り組み難い雰囲気を感じていました。仕事の仕方ももっと個人主義的だったし、それぞれが個で忙しさや責任を抱えていたように思います。もちろん、当時はそれで良かったから、そうしていたんです。
でもその状況に、学生時代に吹奏楽部へ所属したり、寮生活をしたりということを経験していた私は、何ともいえない違和感を感じていました。どうしても気になって声を上げてみても、何となーくめんどくさそうな感じが見て取れてしまい、心が折れそうになったことが何度あったことか!
あれから早15年。もとより細かいことが気になる性分の私は、小さいながらも声を上げ続け、それもどんどん大きな声になり(笑)、応えてくれる仲間も増え……。今では誰からともなく「仕切り直そう」という声が上がり、過去の失敗を糧に次はもっと良くしていこうとアップデートを続ける文化が根付いています。

デルター流「さしすせそ」の整理整頓術
デルター流「さしすせそ」の整理整頓術

仕事納めは「新年に気持ちよく仕事を始める準備」

さて、2019年も残すところあとわずかです。やり残した仕事や職場の仲間に伝え残していることはありませんか? 年末の過ごし方も「仕事納め」と思うか「新年に気持ちよく仕事を始める準備」と思うかで、モチベーションや取り組み方も変わってくると思います。
それでは、みなさまの素晴らしいお仲間とともに、良いお年をお迎えください。

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