2012/4/23
教えることで学ぶこと[vol.31]
こんにちは、e-ラボレターです。
今回は「デルターのスタッフに聞いてみました」シリーズ第七弾です。
デルターには、大学で講師をしているスタッフがいます。
大学で、何を教えてるのかが気になったので聞いてみました。
どんな話が飛び出すか楽しみです♪
教えることで学ぶこと
(質問者:w. / 回答者:hi3)
w.: 
週に一度大学で講師をされているhi3さん、 
学生にどんなことを教えているのですか? 
hi3: 
Webに関するデザインとプログラミングについてです。 
実際に会社でやっている業務や制作した、Webサイトを紹介しながらWebについて伝えています。実際の仕事を使いながら伝えることで、現場の空気感を感じてもらえたらと思っています。 
2009年に大学から呼んでいただき、今年で2年目に入りました。1年目は、講師というものに慣れるのに必死でした。今年度に入ってようやく周りが見え始め、Webを含めた自分なりの考えを話すことにも慣れてきました。 
最近では、どのようにしたら学生たちのやる気を引き出せるかが、大切だと感じています。 
私は、2年生を教えているのですが、最近の学生の就職活動は、3年生の春から始まります。会社で働いている私は、人を雇う立場になることもあるので、企業はどういった視点で、学生を雇うのかを知っています。講師の立場では、学生が大学でなにを身につけるのかを知ることができます。 
これらを踏まえること、両方の立場で見ることができるので、学生にWebで必要な技術や考え方を伝えることができます。これは、良い相乗効果が生まれていると思います。私は生徒たちに、いつか同じ土俵で働くことが出来る人間に育ってくれれば、と思って教えています。 
w.: 
そうですね。教え子と仕事の現場で出会うことができたら、 
それは、冥利に尽きますよね。 
私は、人に教えるという機会がないので、 
聞いてみたいことがあるのですが、 
人に「教える」というのはどんな感じですか? 
hi3: 
人に教えるという、おこがましいことは考えていません。 
知っていることを「伝える」といった感じです。そして何よりこの講師をすることで、自分がいかに学ぶことができるかを大切にしています。 
w.: 
なるほど、深いですね! 
学生に教えることで、どんなことを学ぶことができましたか? 
hi3: 
人に教えるとなると、その内容をしっかり理解しておかねばなりません。 
テキスト作成やカリキュラムを立てる時に、今まで曖昧だった知識を改めて学び直すことが出来ました。また、三者三様とはよく言ったもので、学生の学ぶレベルがそれぞれ違う際どうしたらよいか? 
今も模索中で、これについては日々考えていますね。 
w.: 
人はそれぞれ、聞いてきたこと見てきたことが違いますから、 
それでそこにいる大勢の学生にわかるように伝えるのは、 
自分にも知識と教養と技術が必要となりますよね。 
今年度も始まったばかりですが、 
学生たちに多くのことを教え伝えていってください! 
体調を崩していませんか?
From Staff >>>...ki3e
最近のこの寒暖の差は、いったいなんでしょう。 
いくら春だからといって、これだけ違うとちょっとびっくりです。 
デルターのあるスタッフが、 
「明日の天気は、夏か冬か?」と言っていました。 
そんな大袈裟なと思いつつ、 
確かに10度以上も違うとそんな感覚になりますね。 
とはいっても相手は自然。 
抗うことなくうまいこと合わせて、 
体調を崩さないように気をつけるくらいしかできません。 
皆さまも風邪など召しませんようお気をつけください。
e-LabLetter 第31号 2010/4/23(Fri)発行