デルターの本棚

『イラストでわかる疲れないカラダの使い方図鑑』
著/文：木野村 朱美
イラスト：中村 知史
出版：池田書店
　
読んですぐ日常に取り入れたのが「重い買い物袋の持ち方」です。以前は、持っているときもしんどかったうえに、荷物をおろしてからもしばらくしんどさが続いていました。しかし、この本の通りにやってみたら、持っているときはもちろん、その後もラクになったんです！
この他にも、日常のしんどいがラクになる方法が満載。体のしくみがわかりやすいイラストで、テーマごとに見開きで完結するところも気に入っています。

『元素生活』完全版
著/文：寄藤 文平　出版：化学同人

絵に惹かれて読んでみたら、ただただ絵がおもしろかった本です。「すいへーりーべ……」など、学校で覚えた知識は何も必要ありません。
正直なところ、内容は覚えてません（笑）。でも、絵がおもしろかったことだけは覚えています。百聞は一見に如かずですよ！

『香君』上下巻
著/文：上橋 菜穂子　出版：文藝春秋

「守り人」シリーズで有名な著者で、新作を読むたびに「おもしろい！　天才！」と思わせる作家さんの小説です。
今回の主人公がもつ特殊能力は「他の人にはわからない香りを嗅ぎ取ることができる」というもの。「香りで見る世界」がとても豊かに美しく表現されていて、現実世界だけど異世界を感じます。
誰にでも、他人にはわかってもらいにくい自分だけの世界ってありますよね。でも、その世界観や力があるからこそ、自分が自分らしくいられるというか、人の役に立てる部分があるものです。
そういう人が、この物語の世界でどうやって生きていくのか……。それが、ひとつの国が滅びるかどうかという大事件と絡みながら描かれています。これどうなっちゃうの〜っていう難しい状況を、知恵を絞って打開する爽快感もあって、おもしろいですよ！

『オオカミグーのはずかしいひみつ』
作：きむら ゆういち
絵：みやにし たつや
出版：童心社

まだ子どもが小さかったころに読んだ絵本です。家事・育児が済んだ夜中に、絵本だからすぐに読めると思って開くと……。涙・鼻水が滝のように流れ、翌日まで頭痛を引きずるほど泣きました。

『キングダム2 遥かなる大地へ』
原作：原 泰久「キングダム」（集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）
監督：佐藤 信介　主演：山﨑 賢人

前作を観て、規模の大きさや世界観の作り込みに圧倒されました。自分は原作を知りませんが「世界観を忠実に再現している」というレビューも多数あり、納得。
この忠実さに加えて、山﨑賢人くんの演技力と躍動感のあるカメラワークが迫力を増していると感じました。早く2を観たいです！

『より少ない生き方 ものを手放して豊かになる』
著：ジョシュア・ベッカー
翻訳：桜田 直美
出版：かんき出版

『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』
著/文：ミニマリストしぶ
出版：KADOKAWA

最近、モノを手放し、時間・メンタル・お金を整えていくことを考えています。そんなある日、YouTubeの本の要約チャンネルを見ていて「今の考えを手助けをしてくれそうな本だな」と興味を持った2冊です。