2016/5/18

[vol.114]会議を楽しく、速く、明快に

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

5月の連休が明け、クールビズに突入しました。すでにジャケットが暑くて日中は脱いでる方も多いのではないでしょうか。梅雨の前のさわやかな陽気を楽しみたいですね。さて今回は、ビジネスマンにとって永遠のテーマ(?)ずばり「会議」です。日頃、会議の進め方でお悩みの方、会議って苦手だなーという方は、ぜひご一読ください!

会議を楽しく、速く、明快に

ある企画を進めるために、社内で会議を始めたときのこと。必要な資料は整っている。テーマも共有されている。議事の進行も決まっている。ところが、なかなかみんなの足並みがそろわないことがありました。

「あなた、自分の意見ばっかりおしつけてない?」「さっきから確認ばかりで話が進んでない」「(私、透明人間になってる……)」。進行役がとりなしてもみんなバラバラで、会議の時間がどんどん無くなっていきます。
「いったん間を取ろう」。進行役が議事を止めてそれぞれの違和感を掘り起こしてみると、参加者の間にある「会議に向かう心構えのズレ」を見落としていたことが分かってきました。

期限に間に合うように結論を急ぎたい人、しっかりと意見を言いたい人、この場に自分のいる意味が見出せない人……。会議に参加するのは人間である以上、それぞれの心の状態に差はあって当たり前です。この差を明らかにしていないために、足並みが揃わなかったことに気付きました。そこでもう一度仕切り直して、この会議に期待することや自分が貢献できそうなこと、とまどっていることをホワイトボードに明記。全員の意識をさっとすり合わせてから再スタートしました。すると一人ひとりの考えがどんどんかみ合い成果を出すのが「すんごく」速くなったのです。まるで宝物を見つけられたかのように、みんな笑顔で会議を終えることができました。

会議の進め方は整っているのに成果が出ないという経験から、会議に参加する人の心を整えることの大事さに気づけた参加者たち。「この会議をどんな会議にしたいのか」から始めると足並みがそろって、楽しく、速く、明快に進められるのでオススメです♪

ITおせっかい情報:地震から命を守るIT

私たちに揺れの情報を伝えてくれる緊急地震速報。気象庁の観測部署にいる俊敏な動きのおじさんが、目にも留まらぬ早わざで速報ボタンを押していると思っていたりしませんか? 実は地震波のメカニズムを巧みに利用した、さまざまな情報技術が集まってできたシステムなんですよ。

地震波には地面を先に伝わるP波(約7km/秒)と、その後で強い揺れを起こすS波(約4km/秒)があります。P波が発生するとその近くの地震計が感知。揺れを電気信号に換えてS波よりも速い約30万km/秒! で気象庁に伝達。予測される揺れの強さなどをオートで計算。その結果が、テレビや携帯などを介して私たちに届けられるのです。

「この技術があればもう安心!」と思ってしまいそうですが、地震発生時に自分の身を守るのは自分自身です。速報が鳴った時にはすぐに対応できるよう、日頃から避難場所を確認したり、防災グッズを準備したりしましょうね♪
 

編集後記:牧場のうた

   ♪~.。+゜16小節目♪
 ♪~.。+゜ ♪~~.。+゜( ^ワ^ )

春の大型連休はいかがお過ごしでしたか。デルターのある岡崎市でも「こどもの日」にちなんだものをはじめ、さまざまなイベントが行われたようです。私が子どものころはアニメ映画が目白押しで、毎年のように連れて行ってもらった記憶があります。
なので、時々レンタルビデオ店に行ったときにそのころの古いアニメ作品があったりすると、懐かしさからついつい借りてしまいそうになります。たまにはレンタルビデオ店に行って、童心にかえれる作品を借りてくるのもいいかも知れませんね。

e-LabLetter 第114号 2016/5/18(wed)発行

 
 

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