【vol.50】情報のデザインで安心とよろこびを

創業35年。デルターは長い準備期間を経て、次のステージヘ進みます。準備していたのは、世の中に必要だけど、面倒くさくて大変だから誰もやらないこと。
その中核となる概念が、ゼリー（jelly）状の情報を意味する「jelta」です。これを作れば、自然に形が生まれてくるという、とても便利な情報体なのですが、ほとんどの人にはわからないと思います。だって本当に、面倒くさくて大変で誰もやってこなかったから、世の中には全く広まっていません。
それでも必要なことなので、きっと広まるはずです。ここに来るまで、紆余曲折もあったし、迷惑もかけました。それでも準備ができて、ほっとしています。
ありがとうの気持ちを込めて、心新たに世の中に出ていこうと思います。ささやかなデルターの宣言です。

私たちは日々、生きるために情報を生み出しています。「暑いな〜」「寒いな〜」とか「おなか減ったな〜」とか、どれも情報です。そんなダダもれの情報を「生きるための資源」と捉えて、暮らしや仕事に活かすのが「情報のデザイン」です。
この資源は全人類が常に生み出し続けているので、活用できたらすごいはず。それだけに大変で面倒ですが、複雑さの海に溺れそうになるたびに「シンプルな基本を大切にすること」の重要さを噛みしめています。
デルターの基本は「伝えたいことをちゃんと伝える」現代の代書屋さん。時代やお客様の要望によって、ツールや表現は変化しますが本質は変わりません。むしろ実務で揉まれることで、概念やシステムの枠組みづくり、表現技法の整理などができてきました。
「ジェルタ」は、すでに業務の中に一部溶け込んでいますが、本格活用はこれからです。これから「ああ、これがあれね」と言っていただけるレベルに進化させていきます。
次回は4月にお届けします。どうぞ健やかに、お過ごしください♪

ご希望の方すべてに無料で差し上げています。お気軽にお申し出ください。2カ月分のカレンダーとともにお送りします。