2020/12/23

デルターのリモートワーク事情(後編)

デルターのリモートワーク事情(後編)
デルターのリモートワーク事情(後編)

『デルターのリモートワーク事情』と題してお送りしている、デルターの取り組み。前編では、変化に戸惑いつつもリモートの利点を生かしている様子をお伝えしました。この後編でまず伝えたいのは「デルターにはリモートワークがマッチしたし、その流れが全体効率を上げている」ということです。

リモート校正もデジタルとアナログの合わせ技で高クオリティ

リモートワークにおける最大の課題は「校正をどうするか」でした。そこで吉と出たのが「必要があれば集まってやる」という判断。ボリュームのある校正は出社日を決めて取り組んでいます。その他のリモート校正では、時には出力に赤入れしたものをスマホで撮影したデータが送られてくることも。
ここで「校正用紙はスキャニングしないと」とか「デジタル媒体だから赤入れもデジタルで」と考えてしまうと、事態は行き詰まってしまいます。デルタースタッフが柔軟に対応でき、かつクオリティを維持できたのは、長い間デジタルとアナログの両方に親しんできたからでしょう。
ちなみに、私たちが実感しているリモート校正の最大のメリットは「スピード」です。通常であれば、出力した校正用紙を順番に回覧するので、絶対的にかかる時間があります。しかし、リモートなら順番を待つ必要がないので、全員が同時に校正できて、かなり短時間で終えることができます。また、自分が校正した後、誰かに回す必要もないので、期日さえ守れば自分のやりたい・できるタイミングで校正可能なのも良い点ですね。

リモートでのデジタル校正とアナログ校正
リモートでのデジタル校正とアナログ校正

「コロナ禍」という時代の波をどう乗りこなすのか

ある日、一人のスタッフから「コロナがなくても、みんなで相談すれば『エイヤー!』ってリモートワークにできたのかな?」という声が上がりましたが、それは難しかったでしょう。環境の変化があってこそ、揃えられる足並みもあると思うのです。デルターでは長年の下地もあって、この機会を活かすことができました。
ビジネスを成功させるには「いいチームを作って、立地を生かし、時代の波に乗って、チャンスをつかむ」ことが大切です。でも、そのチャンスはいつ来るかわかりません。そして、そのときに立地と時代の波を生かせるかは、結局はチームワークによるのです。
「コロナ禍」も言ってみれば時代の波。こういう波に対応していくことで、時代を生きる企業としての成長があります。何も起こらないときは理論的な正しさに引っ張られやすく、固定観念に囚われた企業になりがちですが、リアルなことに対応してきた会社は、たくましさが培われます。

ビジネスのチャンスをつかむ!
ビジネスのチャンスをつかむ!

たまには、みんなでどーでもいい話がしたい

ところで、みなさんはリモートワークによって「たわいもない会話」が減っていると感じませんか? これによって「無駄話が減って効率を上げている」とも言えるし「コミュニケーションが減って効率を下げている」とも言えます。リモートワークでは「人と人が共感しあうコミュニケーションの欠落をどうやって補完するか」が鍵です。
デルターでは先日、自由参加のオンラインお茶会を開催しました。ここで明確にしたのは「ど~~~でもいいことを話す時間」ということ。それぞれ好みのお茶菓子を片手に、7人が集合! 話題は終始どーでもいいことで、だけどみんなに聞いてみたいことだったり、共有すると嬉しいことだったり、あっという間にお開きの時間になってしまいました。最後は「絶対にまたやろうね~!」と名残惜しく終了。やっぱりみんな、たわいもない会話をする時間を欲していたのです。

実際にオンラインお茶会やってみた♪
実際にオンラインお茶会やってみた♪

こんな感じで、デルターではリモートのメリットを生かし、課題も発見し、それをどう解決・仕組化していくのかというフェーズに入りつつあります。心配していた通り、寒さが増すにつれ感染者も増えているので、これからもデルターはリモートワークを続けながら、企業としての成長を続けていきます!
 

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