2012/6/11

レジでのやり取り[vol.34]

こんにちは、e-ラボレターです。

「人との関わりが薄くなった」と言われて久しいですね。
私たちは、ただ普段通りに過ごしていても、
人を介してあらゆるサービスを受けています。
実際は、必ず誰かのお世話になっているのですよね。

レジでのやり取り

何年か前の話になりますが、
デルター主催で「mops(モップス)」という座談会を行っていました。
そのときのテーマが、なんだったかは覚えていないのですが、
問いかけの中に「コンビニの店員さんの顔って覚えていますか?」
という言葉が、妙に耳に残りました。

その後しばらく、コンビニや本屋さんなどで会計をしてもらうのとき、
自分の行動を意識してみました。
(あれ、お金の受け渡しの手のひらしか見てない……)
(袋詰めをずっと見てる……)(なんで外を見てるんだ私?)
(レジスターしか見てない……)(友だちと会話してる?!)
と、自分が思った以上に目の前の人を見ていないことに気づきました。

「これって、どうなの!?」

私にとっては、なにげない行動でした。
けれど、もし自分がレジの側にいたら?
終始目線が合わないままのやり取り。
しかも、うつむきかげん。
なんともやりきれない気持ちになりました。

けれど、どうしたらいいのかがわかりません。
ひとまず顔を上げてみましたが、
それなりに時間があるので、ずっと見ているのは妙です。
相手もギョッとします。

それからまたしばらく、どうしたらいいのかを思考錯誤した結果。
会計中は見たいところを見て、お釣りを受け取ったり、
袋を手にしたときの最後のアクションで、
相手の顔を見て「ありがとう」とひとことかけてみました。

これが、自分には合っていてしっくりきます。
ときどき、びっくりする人もいますけれど(汗)。
それからというもの、帰り際にお店の人に声をかけるようになりました。

今は、もうひとつ出来るようになりたいものがあります。
それは、お店に入ったときスタッフの人からかけられる、
「いらっしゃいませ、こんにちは」の声に反応できるようになることです。

いつも、なんとなく彼らの声を聞き流していたのですが、
声をかけられる度に、小さな石が、心にコツンと当たる感じがするので、
なんとかしたいなと思ってます。

今のところ意識しているときは、
タイミングの悪いぎこちない会釈が返せるようになりました。
できれば顔を見て「こんにちはぁ~」と言えるようになりたいな。(w.)

編集後記

From Staff >>>...ki3e

メルマガを発行するようになってから、
受信しているメルマガの最後のにある「編集後記」を
読み飛ばさずに読んでいる自分がいます。

そこって、編集人があんがい自由にできるところなんですよね。
書いている人の、人となりがポロっと表れていて、
会ったこともない人に、親近感を覚えます。
中身よりおもしろかったりして(笑)。

受信しているメルマガに編集後記があったら、
ぜひ、読んでみてください☆

e-LabLetter 第34号 2010/6/11(Fri)発行

 
 

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