2017/5/17

[vol.126]デルター内での情報格差!?

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

みなさん、GWはしっかり休んでリフレッシュできましたか?
デルターでは、連休前の最終日に納会をしました。久しぶりに社長宅のウッドデッキで野外BBQ! ということもあり、とっても盛り上がりました。社長自らが焼いてくださるお肉が、とっても美味しかったです♪ お肉パワーでがんばるぞ〜!!

デルターの取り組み特集
「デルター内での情報格差!?」

デルターでは毎朝、始業と同時に朝礼を行っています。ラジオ体操で心身共にスイッチを入れ、1日のスケジュールや連絡事項の確認、基本方針の唱和とスピーチを実施。そして終業前には夕礼を行い、翌日のスケジュールや連絡事項の確認、残作業のシェアの相談をします。ですが、スタッフ全員が参加しているわけではありません。その理由は端的で、その時間にいられないから。

デルターのスタッフは、大きく分けて正社員とパート、2つの雇用形態で働いています。正社員でも時短勤務のスタッフがいるし、パートにいたっては出社・退社時間がそれぞれ。正社員の中にも夕礼に出られないスタッフがいて、パートのほとんどは朝礼・夕礼共に出られません。
申し送りの機会もなかったので、スタッフ内での情報格差ができていました。しかも「知らされてないのに、知っていること前提で話をされる」とか「朝礼にいないのに、朝礼で言ったといわれた」とか、穴があったら入りたくなるような、針のむしろに座らされるような声が上がり……。新たに「朝連メール」を導入!

まず専従スタッフを定めて、朝礼中のパソコンによるメモを許可。朝夕の連絡事項やスピーチ内容をまとめて、朝礼後すぐ全スタッフ宛にメールを配信するようになりました。こうすることで、情報「量」の問題は解決に向けた一歩を踏み出すことができたのです。
朝連メールで共有しているのは、あくまで全スタッフが知っておくべきことのみ。平たくいうと概要でしかありません。スタッフによって、概要のみ知っていればいい人もいれば、その先のことも知っておくべき人もいます。つまり、情報の「質」の問題は、また別ものなのです。

はてさて、どう解決したものか? また次の解決エピソードを紹介できるよう、みんなで知恵を結びあわせて邁進します☆

なお、公式サイトでは「朝連メール」の導入で変わったことが、スタッフによる対談形式の記事で見ることができます。ぜひ、ご覧ください。

 
▼毎朝届く「朝連メール」を導入! この記事を読む

わかり わかられ わきまえる ~ communication design ~
「ちょっと聞いて」から始まる話こそ、ちゃんと聴こう

会社内でも、家族間でも、友人とでも、いわゆる愚痴っぽい話は、往々にして「ちょっと聞いて」という入り方が多いものです。言葉通りに受け取って、ちょっとならそのうちでいいかと思っていると、実は根が深い問題ということが多くあります。実際には愚痴どころではなくて、会社の経営に関わることだったりもします。

そういう話を聞くとき、一番やってはいけないのは「そんなことで?」と相手の話や悩みをあきれた感じで扱うこと。その次にダメなのは「それって、こういうことでしょ」という風に、よくある一般論のような型にはめて片付けようとすること。そして、やってしまいたくなるけど本当にダメなのは「だったら、こうしたらいい」と、解決方法をとくとくと話すこと。

ここで取るべき態度は、まず「ちゃんと聴く」ことです。ただし、相手の負の感情に飲み込まれてはいけません。例えるなら、底の抜けたゴミ箱を脇に抱えて、ていねいに言葉を受け取りながら静かにそこへ入れていく感じ。
そして、できればメモを取りましょう。そういう話はあっちこっちに飛んでしまいがちで、案外バラバラに見えるけど、なんとなく全てがつながっているものです。だから、メモをしながら整理して見せることで、相手も少し冷静さを取り戻せます。

そのときが、話を具体化させるチャンス! そもそも「ちょっと聞いて」から始まる話には、それを話したくなる出来事があるはずなんです。だから「話はだいだいわかったんだけど、具体的にコレっていうことはあるの? 最近、気になったことでもいいよ」と聞いてみてください。すると、もっと具体的に話を進めることができます。
ここまでこれば、問題が具体化して課題になっているので、相手が自分で答に気づくこともあるし、そうでなくても一緒に悩むことができます。課題に対してなら、具体的な対応も考えられますからね。
 

編集後記:牧場のうた

   ♪~.。+゜20小節目♪
 ♪~.。+゜ ♪~~.。+゜( ^ワ^ )

毎年GWは、ついつい計画することができず、行き当たりばったりに過ごすことが多い私。ところが、久しく実家に帰っていないからか、息子が「行きたい」と言い出しました。そうなると、私自身も頭の中が懐かしいふるさとでいっぱいになり……。
家族で帰省して、昔の仲間やお世話になった人に、時間の許す限り会ってきました。私もそろそろ体を気遣う年齢に突入しましたが、みんなに会えば、あの日のまま。気持ちが若返ったところで、新たな思いで仕事に励みたいと思います!
 

e-LabLetter 第126号2017/5/17(wed)発行

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