2017/11/15

[vol.132]「何も起こさない」ために社内用サーバーを強化!

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』



すっかり秋も深まり、一雨ごとに寒さが増してきましたね。十分な日照や雨、朝晩の冷え込みがあったおかげで、今年は例年にも増して紅葉が色鮮やかです。北から南へと徐々に広がる赤・橙・黄。暖かみのある色で私たちを楽しませてくれます。そのパワーをもらって、気持ちもホットに盛り上げていきたいですね♪

デルターの取り組み特集
「何も起こさない」ために社内用サーバーを強化!

ホームページやメールを利用する上で、サーバーの存在は欠かせません。でも一般の人たちがサーバーを意識する機会は少ないと思います。そもそもサーバーは「何も起こさない」のが最大の仕事。毎日の暮らしでいえば、道路や水道といったインフラにあたる存在です。実際にサーバーのメンテナンスをするときは、できるだけ「何も起こさない」ように、静かにていねいに行っています。

デルターも最近、自社の作業用サーバーを新しくしました。容量も処理速度も大幅にアップ。内部のシステムも新しくして、いろいろ便利になりました。実は今回、コストダウンを考えて、よりコンパクトな機器の利用も考えました。しかし耐久テストを行ったところ、思ったような安定性が得られず断念。私たちが扱う情報はお客様からお預かりした大切な情報資産です。ここだけは妥協できないと、スパっと切り替えて今回の環境を採用しました。

自社用もお客様用も、サーバーの保守・管理は高い技術を持った専門家に任せています。でも丸投げではありません。社内に一定の技術があるからこそ可能な、ちょっと特殊な契約をしています。無事之名馬(ぶじこれめいば)という言葉の通り、長期にわたって「何も起こさない」状態を維持するのは大変なこと。餅は餅屋とわきまえて協力していただいています。

実は自社用のサーバーとみなさんにご利用いただいているサーバーは、業者さんもネットワークも別にしています。その理由は、万が一のときに柔軟な対応を可能にするため。すべてを同一の環境で運営していると「親亀こけたら皆こけた」になってしまうので、あえて二重にしているのです。今回の取り組みで、また先に進んでいけます。新サーバーはシステム開発にも利用します。「より便利により優しくより魅力的に」を目指して、新しいCMSの開発も進めています。

これからもみなさんに安心してご利用いただけるよう、しっかりと取り組んでまいります。公式サイトでは、保守・管理をお願いしているプロを交えたスタッフの対談をお届けしています。こちらもあわせてご覧ください!

▼業務用サーバーフルリニューアルの舞台裏 この記事を読む

わかり わかられ わきまえる ~ communication design ~
対話の基本で接すれば、思いやりの心をもって成長できる

最近、わが社の社長がよく家事手伝いをしている話をします。食器を洗ってふいて片付けて……が社長の役割ですが、奥様にときどき注意されます。例えば、食器を浸けておくオケやシンクが洗ってないよ……とか。昔は、そういうことを言われるとカチンときたそうですが、最近はカチンときてる自分と3つの対話をしているそうです。

3つの対話は、デルターで掲げている対話の基本「聞く自由・答えない自由・話す自由」の3つの自由に対応しています。何を聞いてもいい、話したくないことは話さなくていい、何を話してもいいという、自由なコミュニケーションです。

社長は、この対話の基本を日常生活でも実践しているそうで、聞く自由:カチンときてるね。プライドが傷ついたとか「せっかくやってやってるのに」とか思ってる? 「甘やかせると増長するんじゃないか」とか不安になってる? 答えない自由:ひとまず何も言わない……。話す自由:もともと手伝おうって思って始めたことだから、ちゃんと手伝うよ。

と思いながら、オケやシンクを洗います。そういうとき、以前とは違う、もっと大きな自由を感じるそうです。たぶん、自分の中にある執着から自由になるからでしょうね。

日常生活や職場において、すべてのものごとを思いやりから始められる。それを全うする強さを持つことができれば、すごく自由でいられるんだろうなと思います。ただそれは強制されてやることではなく、自分に強要するものでもありません。頭で想像するよりも相当エネルギーを使うことなので、自分自身をメンテナンスしながら成長していきたいですね。
 

編集後記:牧場のうた

   ♪~.。+゜22小節目♪
 ♪~.。+゜ ♪~~.。+゜( ^ワ^ )

ハロウィーンが過ぎ、紅葉は街まで降りてきて世の中はすっかりクリスマスムード一色になっていますよね。でもまだちょっとクリスマスには早いかな。もう少し秋を楽しみたいところですが、夜はすっかり冷え込むようになって、鍋が恋しい季節になってきましたね。最近はいろんな鍋の素が売られていて、パッケージを見ているだけでもお腹が鳴っちゃいます。そうだ、コンビニに行けばおでんが! ホント、便利になりましたよね♪

e-LabLetter 第132号2017/11/15(wed)発行

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