2018/03/20

[vol.136]人としての安心・安定に配慮した人員配置

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

2018/03/20(tue)発行

春は別れと出会いの季節。引っ越しもあれば異動もあります。場が変わり、人が変わり、世界が変わる。新鮮さとドキドキ感が入り交じる、特有の空気感が生まれます。
今月の特集では、デルターで起きた異動にまつわる、ちょっとした事件をご紹介します。さて、何が起きたのかな?

デルターの取り組み特集
人としての安心・安定に配慮した人員配置

小さいながらデルターでも部署異動があります。部署の異動は本人にとって、人生を左右する大きな出来事です。なので事前の準備は欠かせません。本人に告げるにしても、あれこれ気を配って、まずは個人面談などを通して伝えるのが基本です。基本……なのです……が……。

どのカードを選択する?
どのカードを選択する?

それは、まさにこの広報の打ち合わせをしている場でのこと。「今回のテーマは部署異動ってことで」と、関係者に説明する会議の中で、本人を目の前にして、まさにポロリとMさんの異動情報が流出! その場でフォローしたものの、翌日の彼女の背中はいつもより細く見えたとか。

そこで改めて個人面談。まずは胸の内を話してもらいました。さすがにびっくりしたようで、自分に問題があるから異動させられるのかと思ったそうです。でもそれは勘違い。持ち前の良さを活かし高めるために、より相応しい環境で経験を積んでほしいというのが本来の意図でした。

Mさんの得意技は絵を描くこと。これにプラスしていくつかのソフトを使いこなすスキルを身につければ鬼に金棒です。それを身につけるには何度も同じ作業をするのが一番。毎回イチから作り上げる制作部門から同じ作業の繰り返しが多いサポート系に移ってもらいたかったのです。

デルターで大切にしているのは「安心して成長できること」です。ここでいう安心は、人格的な安定と言い換えてもよいでしょう。人格は能力という柱を立てる地面のようなもの。ここが安定してこそ、能力は健全に伸びてゆくと考えているのです。

会社としての効率アップと自分らしい働き方がマッチした、新しい将来像が見えてきたMさん。異動に向けて前向きな姿勢を見せてくれています。周りのメンバーにも似たような経験をした人がいます。だからでしょうか、送り出す側も受け入れる側も心の準備ができているようです。

公式サイトでは、ポロリのその後を引き継いだリアルなトークをご紹介しています。こちらもあわせてご覧ください!

▼会社の中で生まれる巡り合い

わかり わかられ わきまえる ~ communication design ~
謎の痛みの原因を追え! お台所での改善研究

Yちゃんは毎朝、自分とダンナさんのお弁当を作っています。しばらく前から、左手の親指の付け根に痛みを覚えるようになりました。どこかでぶつけた憶えもありません。そこで、会社でやっている改善手法を応用して、日常の動作をチェックしてみたんだとか。

するとわかったんです。毎朝お弁当箱におかずをいれるとき、直径が28センチもある重たいフライパンを左手で持ち続けていたことに。これだ! と思ったそうです。彼女はフライパンから直接、お弁当箱におかずを入れていたのです。このときの不自然な体勢と重さが原因でした。

以前はフライパンを鍋敷きの上に置いたり、小皿にいったんおかずを移してから、お弁当箱に入れていました。これが標準行程だとすると、彼女は一工程を飛ばしていたんです。このワンクッションがあったお陰で守られていた左手が、なくなったことで痛むようになったのです。

おそらく慣れてきたことで、無意識のうちに作業時間を短くしようと思ったのでしょう。しかし痛みが出るようになってからはスピードも落ちました。もっと痛くなったらお弁当も作れません。いくら速くても作業の質がよくないとダメなんだなと、あらためて思ったYちゃんでした。

もしこの事態が予想できていたら、こんなことはしなかったそうです。今では、先を予測することと、作業の質を大切にするようになりました。ちなみに今の彼女は小さくて軽いフライパンを使っています。これで速さも質も同時にクリア。さすが、転んでもタダでは起きませんね!

 

≫ editors_note('30CE,30EA,30CE,30EA,30B7,30B9,30C6,30E0', 1);
≪ 編集後記:ノリノリシステム Ver. 1.0 (≧∀≦)ノ♪・*¨*・♪

みなさんはじめまして。今回からメルマガの企画担当になり、編集後記を書かせていただきます。
元々ライターとして入社しましたが、現在は黒い画面を前にひたすらプログラムを組み、お客さまにノリノリで使っていただけるシステム構築を目指して日々精進しています。
そんなわけでコラムのタイトルをプログラム風にしてみました。editors_note関数に「編集後記…」の一部を引数で渡しています。関数のロジックが気になる方はこの下をご覧下さい。(笑)

おまけのコーナー

「editors_note」関数のロジックです。これホントに動くんですよ〜
言語:javascript(JS)
 

/*****
* @titleData String
* UTF-8の文字をUnicode形式(%uと16進法の文字コード)にし、16進法の部分だけをカンマ区切りでつなげた文字列。
* 一行64文字以内の制限があるためこの形になっています。
* 
* @count Number
* 回数
*****/
function editors_note($titleData, $count){
 return [
  '編集後記:',
  unescape(  // Unicodeを文字列に変換するJS組み込み関数
   $titleData
    .split(/,/)  // カンマ区切りの文字列を配列に変換
    .map(function($code){  // すべての文字にUnicode形式の「%u」をくっつける
     return '%u'+$code;
    })
    .join('')  // 配列の要素をつなげてUnicode文字列にする
   ),
   ' Ver. ',
   $count,
   '.0',
   '     (≧∀≦)ノ♪・*¨*・♪',
  ].join(''); //すべての文字をつなげて返す
};

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