2017/12/20

[vol.133]みんなの足並みをそろえる会議

読んで【実】になる☆もぎたてマガジン『e-ラボレター』

まもなくお正月がやって参ります。年末には大掃除や新年に向けた準備などやることがたくさん。デルターでは、家族構成の変化や子どもの成長、生活環境が変わったりなど、いつもと違う年末年始を迎えるスタッフがいます。
「歳をとる」よりも「歳を重ねる」ことのできる大人を目指したいと思います。

デルターの取り組み特集
みんなの足並みをそろえる会議

デルターは毎月半ばに、会社全体の方針からお互いの働き方まで話し合う全社会議を開いています。その名も「みんなで作戦会議」。社員・パートという立場に関わらず全員が参加して、半日もしくは午後の時間も使って行います。

会議について話すスタッフたち
会議について話すスタッフたち

まず行うのは、KPI(先行指標)を使って、会社の状況や今後の目標を共有すること。それぞれの担当者が、営業訪問数や新しい企画の提案数などを発表します。しかし日々の生活では馴染みのない考え方なので、ちゃんと理解できているか不安になるパートさんも……。そこで社員とパートさんが交互に座るように工夫して、わからないことをフォローしやすくしています。
新しい仕組みを導入する場合には、担当者やワーキンググループが説明します。実際にツールなどを使って、シミュレーションすることもあります。デルターでは仕組みをひんぱんにアップデートするので、業務の効率化には欠かせません。

もう一つの定番はグループに分かれての、生活・交流・仕事の3点で定めたマナーチェックです。どれも具体的な行動に落とし込んであるので、チェックしやすくなっています。そうしてスタッフ一人ひとりが「どんな反応を返してもらえると働きやすいのか」といったことまで共有。アドバイスやフォローをし合って、普段の働き方に反映できるようにしています。

お昼の休憩どきにはお茶会を開きます。出てくるお菓子は社長の手作りです。全員に取り分けても余るくらい作ってくれるので、甘い物好きの人たちも大満足。休憩が終わるころには会議で力の入った肩がほぐれ、足並みをそろえて仕事に取り組めます。
公式サイトでは、スタッフたちがどういった想いで会議に参加しているのかを見ることができますので、ぜひご覧ください。

▼デルター流の全社会議「みんなで作戦会議」 この記事を読む

わかり わかられ わきまえる 〜 communication design 〜
声を掛けられる側の思いやり


社員のN君が、最近になって4歳の娘さんから「思いやり」を感じられるようになったと話してくれました。調子を崩していると「大丈夫?」と声を掛けてくれるんだそうです。話を聞いたスタッフは彼女の成長を感じて、思わずほっこりしていました。

N君の話によると、配慮には自己形成能力というものがかかわっているんだとか。生まれたばかりの赤ちゃんには「自分」という意識はありません。しかし成長と共に「自分」という意識が育ってきます。初めは自分中心的な感覚が先行するため、気に入らないことに対して「イヤ」という反応を返します。いわゆる「イヤイヤ期」ですね。そして成長するに従って「相手が自分にとってどういう存在か」がわかってきます。その延長上に「配慮」という行動が生まれてくるのだそうです。

では、大人はどうなんでしょう。子どもは相手との表面的な関係に左右されがちです。この点、大人になると「自分がどう捉えるのか」という、主体的な考えが可能になってきます。例えば、少しきつい物言いをされたとき、それをどう捉えるのか?「なんでそんな言われ方をされなきゃならないの!」と思うと腹が立ちます。しかし「自分のために、あえて厳しく言ってくれている」と思えば、言い方よりも指摘された内容に意識が向かいます。

N君自身、こういう「考え方」を工夫することで、相手に悪感情を持たないようにしているそうです。これは「声をかけられる側の思いやり」です。こちらが好印象を持っていると、相手の態度が軟化する「ミラー効果」という心理作用もあるそうです。4歳の娘さんの成長から、コミュニケーションを和らげるヒントをいただいたひとときでした。

編集後記:泉のささやき

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今年もあとわずかとなりましたね。ふとこの一年の目標とか抱負って何だったかなと思い返してみました。「仕事においても私生活においても笑顔を忘れずに」だったような・・・・・・。できてたなぁと思う反面、反省することも多々ありました。でも私の笑顔で少しでも心が和んでくれる人がいてくれれば、今年の目標は達成かな! さあ来年は戌年。どんな一年にしようかしっかりと考えたいですね。

e-LabLetter 第133号2017/12/20(wed)発行

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