2023/6/1

【vol.64】金の鈴と甘い酒に勝るもの

2023年6月・7月のニューズレター

 

金の鈴と甘い酒に勝るもの

桃てるてる:
ほら起きて! この晴れ渡った空を見てよ。
今日はあの子の結婚式だから、いい天気にできて本当によかった。
白てるてる:
あの子が初めてボクたちてるてる坊主を作ってくれたのは、もう二十年くらい前?
桃てるてる:
そうね。あれは確か保育園の運動会の前の日。
あれから何度も、大切な日の前にはいつもワタシたちを作ってくれたわね。
白てるてる:
雨を降らせてしまった日もあったけど「がんばってくれてありがとう」って言ってくれる優しい子なんだよね。
桃てるてる:
金の鈴と甘いお酒なんかよりもあの子の「ありがとう」が一番のごほうびよ♥
 

てるてる坊主の正しい使い方は「のっぺらぼうで吊るして、晴れたら顔を書いて供養する」とされています。先に顔を書いてしまうと雨が降る、雨が降ってほしいときは逆さまに吊るすなど、さまざまな言い伝えがあります。

でるたーより

てるてる坊主 てる坊主 あした天気にしておくれ〜♪
誰でも一度は口ずさんだことのあるフレーズだと思いますが、この続きをご存じでしょうか?
一番は「いつかの空の夢のよに 晴れたら金の鈴あげよ」二番は「私の願いを聞いたなら あまいお酒をたんと飲ましょ」と続きます。そして実は三番もあって「それでも曇って泣いたなら そなたの首をチョンと切るぞ」と、ちょっとした怖さを感じさせる歌詞なのです。
さて、晴天にすることが仕事だとすると、あなたにとっての金の鈴と甘いお酒って、何でしょう? 仕事終わりの一杯、ちょっと贅沢な食事やスイーツ、癒しのマッサージ、趣味の時間など、いろいろありますよね。
でもやっぱり、人からもらう労いの気持ちや褒め言葉って、特別だと思うのです。そして、金の鈴の美しさも、甘いお酒のおいしさも、格別にするのはあなた次第。もちろん、がんばり過ぎない程度にがんばりましょう!
次回は8月にお届けします。どうぞ健やかに、お過ごしください。
 

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