2022/12/21

仮想座談会:シンプルイズベスト

仮想座談会:シンプルイズベスト
仮想座談会:シンプルイズベスト

この度、もともとあった「顧客カルテ」を大幅にアップデートし、そのお披露目会を行いました。そこでのトークから「このネタを座談会風にまとめて一本書けそう!」となりましたので、今回は仮想座談会でお届けします(笑)。

装飾をほどこさないシンプルさ

n0bu:新しい顧客カルテのお披露目会で「シンプルに作ってある」っていうのを強調していたのが気になったんですが、その理由は?
izu3:シンプルに作った理由はふたつあって、ひとつ目は速く形にしたかったからです。社内文書でも、デザインに凝ったものを作ることもあるけど、今回は見た目よりも中身が大事だし、何よりもスピードを重視しました。だから、あえてデザインができない私が作業を担当したんです。デザインできる人がやると、細部にこだわってしまって完成が遅れてしまうからって。
hi3:なるほど、そういう経緯があったんですね。それは少し前に社長が話していた、出来よりも仕上がりの速度を重視する「拙速(せっそく)」ってやつですね!
izu3:そうそう。とにかく一旦、形にしてしまえば、みんなに見てもらって意見ももらえるからね。今まさにこの地点。それと、ふたつ目の理由は、運用に手間がかからないようにしたかったからなんです。

装飾をほどこさないシンプルさ
装飾をほどこさないシンプルさ

情報を削ぎ落としたシンプルさ

n0bu:カルテを見るとシンプルなエクセル表で、項目も必要最低限の基本情報なので、新規の作成はもちろん、更新もスムーズにできそうですよね。メールアドレスの項目なんかは、アドレスリストが入ってるのかと思いきや件数のみで「アドレスを知りたければここを見ればいいよ」的なことが書いてあったのも印象的でした。
izu3:それもわざとなんです。デルターでの顧客カルテの使い道を考えたときに、そこにアドレスの詳細は必要ないんですよ。「シンプル」にもいろんな意味があるけど、ここでは「無駄な情報は省く」っていうシンプルさを追求しました。
hi3:無駄な情報が多いと、本当に必要な情報が取り出しにくくなりますからね。それに、同じ情報が複数箇所に散らばっていると、変更したときにあっちもこっちも更新しないといけなくなって、作業も管理も煩雑になりますし。
izu3:そうなんです。スタッフなら誰でも運用できるくらいシンプルにしようってことを意識して、作っていました。ここからみんなで運用していって、やっぱり必要だと思う情報があれば追加すればいいし、いずれはシステム化したいなって思っています。

情報を削ぎ落としたシンプルさ
情報を削ぎ落としたシンプルさ

まずは現実を作ることが大事

n0bu:システム系の依頼で、時折お客様が原型のないものを作ろうとされることがあるんですが、何かしらの形がないとシステム化するのは難しいし、うまくいかないことが多いんです。
hi3:そうだね。現実にないことをシステムにはしない方がいい! まずは現実を作って、運用してみることが大事ですね。
izu3:今回はこうして形を作れたので、システム化に期待していいですか?
n0bu:ご期待に応えられるように、がんばります!

と、ここまで座談会風にまとめましたが、実際に座談会は行っておりません。顧客カルテのアップデートにまつわる話の内容は事実ですが、座談会はすべてライターの妄想でお送りしました!

まずは現実を作ることが大事
まずは現実を作ることが大事

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