2020/2/26

春を先取りして楽しめる「葵桜」

春を先取りして楽しめる「葵桜」
春を先取りして楽しめる「葵桜」

 
デルターが位置する愛知県岡崎市で「桜」といえば、岡崎公園周辺のソメイヨシノが有名です。3月末から4月頭にかけて開催される「桜まつり」には、市内外また県外からもたくさんの花見客が訪れます。しかし、今回ご紹介したいのは、3月上旬に見頃を迎える「河津桜」。岡崎市ゆかりの徳川家康公の三つ葉葵の家紋にちなみ「葵桜」と呼ばれ、親しまれている桜なのです。

毎年、たくさんの花見客を魅了

ベビーカーでも行きやすい
ベビーカーでも行きやすい

名鉄・東岡崎駅から続く乙川沿いの道を上流に向かって1.2キロほど進むと、鮮やかなピンク色の帯が姿をあらわします。葵桜の見頃は3月上旬(2020年は2月末ごろに早まりそう!)。まだ肌寒い時期ですが、桜色というよりも「濃いピンク」と表現するにふさわしい色合いが、身も心も温めてくれるようです。
実はここ、デルターのスタジオからは徒歩1分! 出勤前後にふらりと見に行ったり、お昼休憩に花見弁当を持って行ったりできちゃうんです。満開に向けてスタジオ前の人通りも増えるので、それを見て「そろそろ見頃かな」なんて、わかってしまいます。
実際に見に行ってみると、ご近所さんから市外から来たらしき人まで、大勢の花見客で賑わっています。赤ちゃん連れのご家族や老夫婦、わんちゃんの散歩のついでにという方もいれば、本格的なカメラを構えた方まで、たくさんの人々を魅了する葵桜なのです。

花見弁当&花見だんご
花見弁当&花見だんご

春には葵桜、秋には彼岸花

春には葵桜
春には葵桜

その始まりは、2001年1月。21世紀の幕開けを記念して植樹され、80本以上の桜による800メートルもの美しい桜並木ができあがりました。葵桜の特徴である濃いピンク色は、色の濃い「寒緋桜」に由来しています。実は、この寒緋桜と白い大島桜の交配種なんだとか。

2009年には桜の下に彼岸花も植えられ、美しい町づくりをしたいと願う人々が集まった「葵桜と彼岸花を育てる会」が発足。ちなみに、彼岸花の見頃は9月中旬。20万もの彼岸花がいっせいに咲き誇り、辺り一面を真っ赤に染めます。市民ボランティアのみなさんにより完成した美しい花が咲くこの街は、春も秋も訪れる人の目を楽しませてくれています♪

秋には彼岸花
秋には彼岸花

間近で花を、遠くから並木を楽しめる

葵桜の楽しみ方は人それぞれですが、これだけは伝えておきたいというのが「近くからと遠くから、両方楽しんで」ということ。桜の木の下へ行けば、目の前でほころんだ花を愛でることができます。小鳥がちょこんと枝に止まって花見をしていることもあり、その姿に癒されますよ。

間近で桜を楽しんだら、そばにある階段を下って河川敷へ降りてみてください。川の流れに沿ってカーブした桜並木を遠くまで眺めることができます。葵桜の濃いピンク色と青空のコントラストが、何とも言えません! さらに楽しみたいという方は、すぐ近くにある橋から対岸へ。桜並木の全容をその目におさめることができます。

なお、近くに公共の駐車場はないため、ご注意ください。路上駐車は迷惑になりますし、期間中はパトロールも強化されます。事前にデルターへご一報いただければ、駐車場をお貸しします!! お花見団子とお茶も用意して、お待ちしていますよ♪

間近で桜を楽しめるでも直接、触らないように気をつけて!
間近で桜を楽しめる
でも直接、触らないように気をつけて!
圧巻の桜並木
圧巻の桜並木

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